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宇宙探査機はやぶさが地球に帰還 【2010年06月14日】

Hayabusa space probe returns to earth

The unmanned Japanese space probe Hayabusa or Falcon, which may be the first to capture surface samples from an asteroid, returned to earth on Sunday night after a seven-year journey.

重要語句

space probe:宇宙探査機
unmanned(形容詞):無人の

capture(動詞): 採取する
asteroid(名詞):小惑星

ミニ解説

◆ The unmanned Japanese space probe Hayabusa or Falcon
→ 「Hayabusa」という日本語がどういう意味なのかを直後に英語で「Falcon」と説明しています。

◆ which may be the first to capture surface samples from an asteroid
→ 小惑星「イトカワ」から採取した岩石がカプセルに入っているはずですが、うまく採取できているかどうかまだ確認できていないので「may be」と表現しています。

◆ a seven-year journey
→  ここでの「seven-year」は形容詞として「journey」を修飾しているため、単数形になっています。

区切り読みしてみよう ← 英文を文頭から理解

Hayabusa space probe

returns to earth

-----------------------------------------------------

The unmanned

Japanese space probe

Hayabusa or Falcon,

which may be

the first

to capture

surface samples

from an asteroid,

returned to earth

on Sunday night

after

a seven-year journey.

頭ごなし訳で理解しよう ← 和文から英文を再生

宇宙探査機はやぶさが

                    Hayabusa space probe

地球に帰還

                    returns to earth

-----------------------------------------------------

無人の

                    The unmanned

日本製宇宙探査機

                    Japanese space probe

はやぶさが、

                    Hayabusa or Falcon,

なる可能性がある、

                    which may be

初の探査機に、

                    the first

採取した、

                    to capture

表面の試料を、

                    surface samples

小惑星から、

                    from an asteroid,

地球へ帰還した、

                    returned to earth

日曜日の夜、

                    on Sunday night

終えて、

                    after

7年間の旅を。

                    a seven-year journey.

仕上げ読み ← 確認用にどうぞ!

Hayabusa space probe returns to earth

The unmanned Japanese space probe Hayabusa or Falcon, which may be the first to capture surface samples from an asteroid, returned to earth on Sunday night after a seven-year journey.

ニュースの背景

~毎日jp より引用~

はやぶさ:7年、60億キロ...世界初の旅終え帰還

小惑星イトカワの岩石採取に挑んだ探査機「はやぶさ」は13日深夜、地球に帰還した。

月より遠い天体に着陸し、地球に戻ってくるのは史上初。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、はやぶさは午後10時50分ごろ(日本時間)、大気圏に突入、カプセルが加熱されて輝く「火球」がウーメラ砂漠で観測された。はやぶさ本体は大気圏で燃え尽きた。

  

編集後記

以前、探査機はやぶさのミニドキュメンタリーを報道番組で見た記憶があります。

遠い宇宙で数々の苦難を乗り越えて任務に取り組むはやぶさのけなげな姿が大きな共感を呼んでいるとのこと。

地球へ帰還する際、はやぶさの本体が大気圏で燃え尽きてしまう、というのも人々が思い入れが強くする一因となっているようです。

肝心の小惑星からの岩石採取がうまくいっているのかどうか、なんだかどきどきします。カプセルがまもなく回収されるらしいです。

では、また明日の英語ニュースでお会いしましょう。

 

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