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米軍反対派が名護市長に再選 【2014年01月21日】

US base opponent re-elected Nago mayor

Step1>> 英語ニュース全体をリーディング

US base opponent re-elected Nago mayor

The 68-year-old incumbent mayor of Nago City, Okinawa Prefecture, who opposes the planned relocation of the U.S. Marine Corps' Futenma Air Station to his city, won re-election on Sunday.

Step2>> 重要単語と語句

opponent(名詞):反対者
incumbent(形容詞):現職の

relocation(名詞):移転

Step3>> 頻出表現と文法のミニ解説

◆ The 68-year-old incumbent mayor of Nago City, Okinawa Prefecture,
= 沖縄県名護市の68歳の現職市長

「68-year-old」は形容詞句として名詞の「mayor」を修飾しています。「year」と単数形になることにご注意。

「Nago City, Okinawa Prefecture」の部分は「Nago City in Okinawa Prefecture」と表記してもOKです。

◆ the U.S. Marine Corps' Futenma Air Station
= 米海兵隊の普天間飛行場

「Marine Corps(海兵隊)」は「Navy(海軍)」とは異なる組織です。「Corps」は「コァ」と発音し、末尾の「ps」は無音になります。

Step4>> スラッシュ・リーディング ~ 区切り読みしてみよう

US base opponent / re-elected Nago mayor

The 68-year-old / incumbent mayor / of Nago City, Okinawa Prefecture, / who opposes / the planned relocation / of the U.S. Marine Corps' / Futenma Air Station / to his city, / won re-election / on Sunday.

Step5>> サイト・トランスレーション ~ 頭から順に和訳してみよう

米軍反対派が / 名護市長に再選

68歳の / 現職市長が、/ 沖縄県名護市の、/ 反対する、/ 移設計画に、/ 米海兵隊の / 普天間飛行場の、/ 名護市への、/ 再選を果たした、/ 日曜日。

Step6>> リプロダクション ~ 和文から元の英文を再生してみよう

米軍反対派が
US base opponent

名護市長に再選
re-elected Nago mayor

-----------------------------------------------------

68歳の
The 68-year-old

現職市長が、
incumbent mayor

沖縄県名護市の、
of Nago City, Okinawa Prefecture,

反対する、
who opposes

移設計画に、
the planned relocation

米海兵隊の
of the U.S. Marine Corps'

普天間飛行場の、
Futenma Air Station

名護市への、
to his city,

再選を果たした、
won re-election

日曜日。
on Sunday.

Step7>> スピード音読 ~ 仕上げ読みしてみよう

US base opponent re-elected Nago mayor

The 68-year-old incumbent mayor of Nago City, Okinawa Prefecture, who opposes the planned relocation of the U.S. Marine Corps' Futenma Air Station to his city, won re-election on Sunday.

※参考記事: ニュースの背景知識を深めよう

~YOMIURI ONLINE より~

日米関係へ影響は限定的...名護市長選で米専門家

沖縄県名護市長選で、米普天間飛行場の移設受け入れに反対する現職の稲嶺進氏が再選したことについて、米国の日米関係に詳しい専門家からは、同市辺野古への移設が遅れて、基地返還が頓挫することを懸念する声も出ている。

ただ、日本政府の移設に向けた努力は評価されており、日米関係への影響は限定的と見られる。

米ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は「国家の安全保障は、地方の選挙で決められたり人質に取られたりするべきものではない」と指摘した上で、「稲嶺市長の抵抗は現状を継続させるだけだ。海兵隊の規模縮小と基地返還が、遅れるか頓挫することになる」と批判した。

 

編集後記

沖縄県の米軍基地問題は知事が既に移設を受け入れ、名護市長選で反対派の現職が再選されたことで混迷を深めてきました。

報道番組の名護市民へのインタビューで、高齢の男性が本州の住民のことを「内地の人」と表現していたのが印象的です。

選挙期間中、自民党が500億円の振興基金構想を表明したことも「カネで釣ろうとしている」と名護市民からかえって反発を買ったようです。

確かにあまり露骨に見えるとよくないですね・・・。

 

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