こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。

Step 1 >> 英語ニュース全体をリーディング

最初に英語ニュース全体を通して読み、だいたいの意味をつかみます。この段階では単語や構造、文法の疑問点があってもかまいません。

Osaka to host 2025 World Expo

The city of Osaka won a race to host the World Expo in 2025, beating out cities in Russia and Azerbaijan over 2 rounds of voting in Paris on Friday. The western Japanese city held the event in 1970, which attracted 64 million visitors.

Step 2 >> 重要単語と語句

host(動)主催する

expo(名)博覧会

beat out(動)打ち負かす

hold(動)開催する

attract(動)引き寄せる

million(名)百万

Step 3 >> 頻出表現と文法のミニ解説

◆ Osaka to host 2025 World Expo  大阪が2025年万博の開催地に

英文記事のタイトルでは未来の出来事をto不定詞で表す傾向があり、冠詞やbe動詞がよく省略されます。

通常の英文に直すと以下のようになります。(  )が変更・補足した箇所です。

Osaka (is) to host (the) 2025 World Expo.

また、名詞「expo(博覧会)」は「exposition」の省略形です。

◆ The city of Osaka won a race to host the World Expo in 2025  大阪市が2025年の万博を主催するための招致戦に勝利した

動詞「win(勝利する)」は「win, won, won」と不規則変化します。過去形と過去分詞形は数字の「one」と同じ発音です。綴りに惑わされて「ウォン」と発音する人が非常に多いですが、実際は「ワン」に近い音なので注意しましょう。

「to host」のto不定詞は名詞「race(招致戦)」を修飾する形容詞的用法です。

「race」は文字通り訳すと「争い、戦い」ですが、ここでは意味をわかりやすくするため「招致戦」と意訳しています。「招致レース」としてもOKです。

◆ beating out cities in Russia and Azerbaijan  ロシアとアゼルバイジャンの都市を破って

分詞構文の現在分詞「beating」の主語は冒頭の「the city of Osaka」です。

ここでの「won(勝利した)」と「beat out(打ち負かした)」のように、2つの出来事・行為が同時に起こったことを示すとき、いっぽうを分詞構文で表すことができます。

「beat out」は単に「beat」と表現してもOKです。「out」を付けたほうが「完全に打ち勝つ」というニュアンスが強調されます。

◆ over 2 rounds of voting in Paris on Friday  パリで金曜日に2回の投票を経て

1回目の投票で3分の2以上を得票した国がない場合、上位2カ国で決選投票が行われます。今回は大阪市とロシアのエカテリンブルクが勝ち残りました。

◆ The western Japanese city held the event in 1970  この西日本の都市は1970年にこのイベントを開催しており

「The western Japanese city」は「The city of Osaka」の言い換え表現です。英語では同じ単語の繰り返しを避ける傾向があります。

同様に、「the event」は前述の「the World Expo」を指しています。

動詞「hold(開催する)」は「hold, held, held」と不規則変化します。

◆ , which attracted 64 million visitors  6400万人の来場者を招いた

「コンマ + 関係代名詞の主格 which」に導かれる節は前述の先行詞の補足説明となります。ここでは「the event in 1970(1970年の万博)」が先行詞ですね。

Step 4 >> スラッシュ・リーディング ~ 区切り読みしてみよう

英文を頭から理解できるよう、意味のかたまりごとにスラッシュ「/」で区切って読んでいきます。ひとつの区切りから次へ進むときに(誰が → 何をした → なぜ)というように、続く内容を予想しながら読むのがコツです。

Osaka to host / 2025 World Expo

The city of Osaka won a race / to host the World Expo in 2025, / beating out cities in Russia and Azerbaijan / over 2 rounds of voting / in Paris on Friday. / The western Japanese city / held the event in 1970, / which attracted 64 million visitors.

Step 5 >> サイト・トランスレーション ~ 頭から順に和訳してみよう

スラッシュで区切った上の英文テキストを見て、区切りごとに日本語に訳していきます。後ろから返り読みせず、頭から読み進めるようにしてください。まず自分でサイトラをしてから、下の和訳例をクリックして比べてみましょう。

和訳例を確認

Step 6 >> 反訳トレーニング ~ 和文から元の英文を再生しよう

今度は逆に、スラッシュで区切った上の日本語テキストを見て、元の英文テキストを思い出しながら順に英語を再生していきましょう。

解答をチェック!

Step 7 >> スピード音読 ~ 仕上げ読みしてみよう

最後に、英文テキストをできるだけ速く音読してください。読みながら意味が頭にすっと入ってきたらOKです。

Osaka to host 2025 World Expo

The city of Osaka won a race to host the World Expo in 2025, beating out cities in Russia and Azerbaijan over 2 rounds of voting in Paris on Friday. The western Japanese city held the event in 1970, which attracted 64 million visitors.

参考記事: ニュースの背景知識を深めよう ~大阪日日新聞 より~

大阪万博決定 7年後待ち遠しい

2025年の国際博覧会(万博)の開催地が大阪に決定した24日、大阪の誘致関係者は待ち望んだ吉報に沸き返った。

開催に伴う経済効果などにも期待が高まり、商店街や観光関係者らは、世界中から人が訪れる7年後の開催を心待ちにしている。

大阪市北区の中之島センタービルで開かれたビューイングの会場には、23日深夜から大勢の誘致関係者などが集まり、パリからの中継映像を見守った。

日本(候補地・大阪)とロシア(同エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(同バクー)の3カ国が争い、1回目の投票では3分の2以上を得票した国はなかった。

日本とロシアによる決選投票の末に誘致が決まると、会場からは歓声が上がり、新井純副知事らがくす玉を割って祝福ムードを演出した。

編集後記

「大阪万博の決定に地元が盛り上がっている」と報道されていますが、少なくとも「大阪全体が・・・」って感じではないと思います。

大阪在住の私自身、金曜の投票当日に万博のことをすっかり忘れてましたから。

なので、他府県の人たちが万博誘致にあまり関心をもっていなくても驚きはないです。やっぱり、オリンピックほど大きなインパクトはないんですよね・・・。

とはいえ、大阪市は2008年の五輪招致にも失敗していますし(開催地は北京でした)、負の遺産と化した夢洲(ゆめしま)の活用につながるなら良い機会かもしれません。

それにしても、前回は東京五輪が1964年で大阪万博が1970年。時代が大きく変わったとはいえ、今回も「東京五輪の5年後に大阪万博」という流れになりましたね。

五輪と万博の開催時期が同じようにリンクしているのがなかなか興味深いです。