こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。

Step 1 >> 英語ニュース全体をリーディング

最初に英語ニュース全体を通して読み、だいたいの意味をつかみます。この段階では単語や構造、文法の疑問点があってもかまいません。

Japanese journalist returns home after 3 years in captivity

Freelance journalist Jumpei Yasuda, who was released after being held captive in Syria for more than three years, returned to Japan on Thursday. Speaking to the media aboard a flight, he described the years in captivity as “hell”.

Step 2 >> 重要単語と語句

journalist(名)ジャーナリスト

captivity(名)拘束・監禁

release(動)解放する

captive (形)監禁された

aboard(前)(乗り物に)乗って

describe(動)描写する

hell(名)地獄

Step 3 >> 頻出表現と文法のミニ解説

◆ Japanese journalist returns home after 3 years in captivity  日本人ジャーナリストが3年間の拘束の後で帰国

英文記事のタイトルでは最近の出来事を現在形で表す傾向があり、冠詞やbe動詞がよく省略されます。

通常の英文に直すと以下のようになります。(  )が変更・補足した箇所です。

(A) Japanese journalist return(ed) home after 3 years in captivity.

◆ Freelance journalist Jumpei Yasuda  フリージャーナリストの安田純平さんが

「Freelance journalist」が形容詞句として人名の「Jumpei Yasuda」を修飾しています。この部分全体で固有名詞となるため、冠詞は不要です。

◆ , who was released after being held captive in Syria for more than three years, (この人は)シリアで3年以上監禁された後に解放されたが

先行詞の名詞「Jumpei Yasuda」について補足説明している箇所です。前後にコンマが入っていることに注意しましょう。

接続詞「after」の後に主語の「he」が省略されています。接続詞に導かれる副詞節の主語が省略された場合、動詞がing形(動名詞)になります。

「after being held captive = after he was held captive」です。

「hold A captive(Aを拘束して)」となり、A(名詞)に監禁されている人が入ります。

◆ Speaking to the media aboard a flight  機内でメディアに語った際

接続詞と主語を省略した分詞構文です。省略された部分を記述すると、「When he spoke to the media」となります。

安田さんは現地から複数の便を乗り継いで帰国しています。

「そのうちひとつの飛行機に搭乗中に」という意味で「aboard a flight」と不定冠詞「a」を使用しています。

◆ he described the years in captivity as “hell”  彼は、拘束中の年月を「地獄だった」と描写した

「in captivity」=「(人が)監禁されて、とらわれて」を表します。

名詞「captivity」は前述の形容詞「captive」の派生語です。と合わせて覚えておきましょう。

Step 4 >> スラッシュ・リーディング ~ 区切り読みしてみよう

英文を頭から理解できるよう、意味のかたまりごとにスラッシュ「/」で区切って読んでいきます。ひとつの区切りから次へ進むときに(誰が → 何をした → なぜ)というように、続く内容を予想しながら読むのがコツです。

Japanese journalist returns home / after 3 years in captivity

Freelance journalist Jumpei Yasuda, / who was released / after being held captive in Syria / for more than three years, / returned to Japan on Thursday. / Speaking to the media aboard a flight, / he described the years in captivity / as “hell”.

Step 5 >> サイト・トランスレーション ~ 頭から順に和訳してみよう

スラッシュで区切った上の英文テキストを見て、区切りごとに日本語に訳していきます。後ろから返り読みせず、頭から読み進めるようにしてください。まず自分でサイトラをしてから、下の和訳例をクリックして比べてみましょう。

和訳例を確認

Step 6 >> 反訳トレーニング ~ 和文から元の英文を再生しよう

今度は逆に、スラッシュで区切った上の日本語テキストを見て、元の英文テキストを思い出しながら順に英語を再生していきましょう。

解答をチェック!

Step 7 >> スピード音読 ~ 仕上げ読みしてみよう

最後に、英文テキストをできるだけ速く音読してください。読みながら意味が頭にすっと入ってきたらOKです。

Japanese journalist returns home after 3 years in captivity

Freelance journalist Jumpei Yasuda, who was released after being held captive in Syria for more than three years, returned to Japan on Thursday. Speaking to the media aboard a flight, he described the years in captivity as “hell”.

参考記事: ニュースの背景知識を深めよう ~産経ニュース より~

「地獄だった」と安田純平さん シリアの3年超、振り返る

「地獄だった」。シリアで行方不明になり、3年4カ月ぶりに自由の身となったジャーナリスト安田純平さん(44)。

シリアを出国し、一時滞在したトルコ南部アンタキヤからイスタンブールを経て帰国する24~25日の機内でNHKなどの取材に応じ、シリア北西部イドリブ県などで「殺されるかもしれない」と感じた「独房」の日々を振り返った。

「今日も帰されないと考えるだけで日々、だんだんと自分をコントロールできなくなってくる」。

あごひげを長く伸ばし、黒いTシャツ姿の安田さんは、座席でやや前かがみの姿勢。

「監禁されている独房の中にいるという状況が当たり前の生活のように感じ始め、非常につらかった」と、慎重に言葉を選びながら、口調に怒りを込めた。

編集後記

ジャーナリストの安田純平さんの行動について、ネット上で「自己責任論」などがいろいろ議論されているようです。

素人が不用意に戦地に入り込んだ場合とは違って、この人は仕事がフリーの戦場ジャーナリストですから、それを同列に論じるのはちょっと乱暴かな、という気がします。

ただ、単身で危険地域に向かって拘束されたのは無防備でまずかったとも思います。

また、帰国後に本人ではなく奥さんが会見したことについてもいろいろ批判されています。

いずれにしても、まずは安田さんのコメントを待つのがよさそうですね。