KDDI通信障害の補償【Dictation#76】

今回のディクテーション課題は、「KDDI通信障害の補償」に関する通訳式やさしい英語ニュースが出典です。

このTopicに関する皆さまの体験談とご感想を、動画内で先着順に紹介しています。

珍しく、最優秀賞と優秀賞の人数が逆転しています!

英語ニュースの穴埋めディクテーション・クイズ

「通訳式やさしい英語ニュース」のディクテーション・クイズに挑戦して、リスニング力を客観的に測定しましょう!

次の英文の音声を耳で聞こえた通りに書き取り、答案を自己採点してください。

メルマガから答案を提出くださった方は、下記の解説動画をごらんください↓↓↓


KDDI to compensate customers for service outage

(   ) “au” will cut millions of customers’ bills (   ) last month. Besides the inconvenience of (   ), the disruption meant users could not make emergency calls, (   ) to address such situations.

解答を確認

KDDI to compensate customers for service outage

(The operator of the mobile carrier) “au” will cut millions of customers’ bills (to make up for disrupted service) last month. Besides the inconvenience of (being unable to communicate or receive data), the disruption meant users could not make emergency calls, (prompting discussion of technical changes) to address such situations.

答案採点のチェックポイント

ディクテーション答案を採点し、間違いがあれば原因を分析しましょう。

1.単語や表現を知らなかった。▶ 新たな単語と表現を覚え、語彙を増やす

2.文法と英文構造を理解できなかった。▶ 文法を復習し、英文読解力を養う

3.読めば理解できる英文を聴き取れなかった。⇒ 発音分析で強弱リズムやルールを確認する

ディクテーション答案の添削

設問1)の解答と答案添削

答案事例

答案の正解)The operator of the mobile carrier(その携帯通信業者の運営会社)

不正解事例)The operator of a mobile carrier

▶ The operator of the mobile carrier “au”:「au」という特定の携帯通信業者

設問2)の解答と答案添削

答案事例

答案の正解)to make up for disrupted service(通信障害を補償するため)

不正解事例)to make up for the disrupted service

service:可算名詞・不可算名詞の両方がある

the:シラブルが1つ増えるので音が違う

設問3)の解答と答案添削

答案事例

答案の正解)being unable to communicate or receive data(通信データ受信ができなくなること)

不正解事例)being unable to communicate to receive data

▶ 「communicate 」と「receive data」が並列

設問4)の解答と答案添削

答案事例

答案の正解)prompting discussion of technical changes(技術面の変更に関する議論を引き起こして)

不正解事例)prompting a discussion of technical changes

discussion:可算名詞・不可算名詞の両方がある

▶ prompting:飲み込む子音 prompting a:リンキング

英語ニュースのディクテーション・クイズ:解説動画

ご提出くださったメルマガ読者の皆さまへ

動画内での答案添削とメッセージご紹介は、時間の制約上、先着順といたしました。

答案スプレッドシートへのリンクを貼りましたので、ご自身の成績をぜひ見直してください。


今回の答案の集計結果

❏ 提出者:34名

❏ 最優秀賞:11名

❏ 優秀賞:3名

最優秀賞、優秀賞の皆さま、おめでとうございます!今回も多数のご提出ありがとうございました。

答案の分析が済んだら、ネイティブ音声を完全にコピーするつもりで音読を反復してくださいね。

得点そのものよりも、どこを間違えたのかを冷静に分析して弱点を補強するのが大事です。

今回の結果を、次回のディクテーション課題にぜひ生かしてください。

英語は科学であり、音楽である」というのが私の考えです。

“通じる発音と聴き取れる耳” – この2つを手に入れるために、トレーニングを一緒に続けていきましょう!

【クイズ答案の自己分析をやってみよう!】

ディクーション答案を提出した皆さん、後できちんと分析していますか?

動画解説を「受け身の姿勢でなんとなく見る」だけでは、たいした力はつきません。

「聴く力」を本気で伸ばしたいなら、自分の弱点を主体的に把握し、対策を錬る必要があります。

↑上記3つの観点から答案を分析し、コメント欄に投稿してください。

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ディクテーションとは、「英文を見ずに音声を聞いて、正確に書き取る訓練方法」です。

火曜15時の〆切までにQuiz答案を提出した方を対象に無料採点をおこない、不正解箇所から、リスニングや語彙・文法などの弱点を特定します!

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1 thoughts on “KDDI通信障害の補償【Dictation#76】

  1. ともへび より:

    今回は冠詞の聞き取りでつまづき、全滅でした…(涙)
    以下振り返りです。

    設問①
    回答:The operator of a mobile carrier
    正解:The operator of the mobile carrier
    →直後に”au”があり、特定の携帯業者を示す定冠詞必要

    設問②
    回答:to make up for the disrupted service
    正解:to make up for disrupted service
    →theが入るとシラブルが一つ増えてしまい音が違う。

    設問③
    回答:being unable to communicate and receive data
    正解:being unable to communicate or receive data
    → or かand で悩んでなぜかorにしてしまった。

    設問④
    回答:prompting a discussion of technical changes
    正解:prompting discussion of technical changes
    → リンキングしているように聞こえてしまったが、正解では飲み込む子音となる。

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