「ラジオ英会話」

今日取り上げる学習教材は、NHK講座の「ラジオ英会話」。

まさに、ラジオ講座の「定番中の定番」というべき長寿番組です。

たぶん、数ある語学講座の中で、一番有名な番組じゃないでしょうか。

高校英文法で「英語の知識」を「使える感覚」に転換する

「ラジオ英会話」の番組紹介サイト「おうちで英語学習」には、次の記載があります。

サイト上に、ラジオ放送のストリーミングと、番組で使用した英文スクリプトが掲載されています。

レベル:B1 社会生活での身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できる

※B1:「CEFR」=「Common European Framework of Reference(ヨーロッパ共通参照枠)」によるレベル設定です。

また、番組の放送時間と概要はこちら。(聞き逃した番組を探すストリーミング・サイトから引用)

NHKラジオ第2

放送:月~金 午前6:45~7:00

再放送:月~金 午後0:25~0:40、午後9:45~10:00

/日 午後4:30~5:45(5回分) 

中学校までの基本的な英語の学習を終えた高校生や改めて英語を学んで話せるようになりたいと考えている方々に、英語を話すためのポイントをわかりやすくお伝えします。

「ラジオ英会話」は超人気講座ですが、初心者向きではありません。

中学校の基本的な語彙と英文法を習得した、中級者が対象です。

講師の大西泰斗先生は、英語学習者にはおなじみの有名講師ですね。

『ハートで感じる英文法』『一億人の英文法』など、多数の人気著書があります。

大西先生の解説の特長は、「英文法をネイティブ感覚でとらえて、それを日本語でうまく説明できる点」。これは本当に秀逸です!

ラジオ講座でも、「この動詞の気持ちはどんな感じ?」という独特の表現で、ネイティブのクリスさん、ローザさんに質問を投げかけています。

文法を小難しく考えることなく、ネイティブ感覚で使えるようになりたい人、発信力を高めたい人に向いています。

2018年4月に遠山先生から大西先生にバトンタッチ!

長年のリスナーの方はご承知の通り、「ラジオ英会話」は2018年3月までの10年間、遠山顕先生が講師でした。

同年の4月以降、「遠山顕の英会話楽習」という週3回のラジオ講座が別途スタートし、2021年10月末に終了しています。

※「英会話楽習」は、以前の「ラジオ英会話」とほぼ同じ講義形式で進められました。

私自身の印象では、遠山先生は「英語らしいリズムや発音の解説」が秀逸で、発音の素晴らしい方でした。

英語の早口言葉や歌唱力を披露する際も、ネイティブのパートナーたちが脱帽するほどの完成度!

「上質のユーモア」と「小粋な雰囲気」を満喫できる遠山先生の講座は、いつも聴くのが楽しみでした。

対する大西先生は、「文法をネイティブ感覚で捉える説明」が得意で、日本人の苦手箇所を熟知されています。

ジョークはあえて、「ベタな昭和の香り漂う親父ギャグ」に徹しているのが、なかなかの役者でアッパレです。

番組冒頭に炸裂する「古すぎて意味わからん、超ダサい物マネやジョーク」は、もはや1種の名物です。

ネイティブのお二人が全くついていけてない、その「微妙な空気」さえも良い味になっています。

ところで、2018年の講師交代に伴い、講座の趣旨が、「大人の娯楽向け番組」から「中高生の学習向け番組」に変わったのをご存じでしたか?

実は私自身、もう新体制になって4年になるというのに、最近まで気づいておりませんでした・・・。

遠山先生、大西先生、それぞれの強みを生かした変更なのかもしれませんね。

現在の大西先生の講座は、確かに中高生の受験対策に有効だといえます。

が、「文法をネイティブ感覚でとらえたい大人の学習者」にも、大いに役立つのは間違いありません。

大西先生の形式にも慣れてきたので、長く続いてほしい講座のひとつです。


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One thought on “「ラジオ英会話」

  1. 市川毅 より:

    大西先生の講座は時々テレビで見ています。説明が明快で親近感があります。ちょっとはにかんだような表情が可愛い?です。

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