子育てしながら通訳ガイド受験に挑んだ友人の話

※今回は、2018年3月に配信したメルマガ記事のバックナンバーをお届けします。

英語通訳ガイド国家資格について、私が受験した1998年と翌年の1999年の状況をつづった学習コラムです。

現在の受験システムとは異なる部分がありますので、ご了承ください。

☆ ☆ ☆

私が英語通訳ガイドの国家資格を取得したのは1998年12月。

当時、その友人は既にTOEIC900点台の実力をもっていましたが、幼い男の子ふたりを抱えて忙しい主婦生活を送っていました。

私の合格を心から喜んでくれた彼女から、自分も試験を受けたいんだけど、と相談されたのが翌年の1月頃。

一次試験は毎年7月にあり、年に1回しかチャンスがありません。

専業主婦として家事や育児に追われる彼女は学校に通う時間的余裕がなく、それなら、と、使い終わった私の教材一式をすべて譲ることにしました。

前年度のものとはいえ、大手予備校の貴重なオリジナルテキストで、受験生の必須アイテムともいわれているものです。

私は1998年4月にこの学校へ入学し、翌年7月の一次試験に向けた授業を受けながら、ひそかに3ヵ月後の受験をめざしました。

そのため、テキスト1年分の学習を必死でこなしたのです。

当時、実家にいて仕事もやめていたため、1日10時間ぐらいは勉強できる環境でした。

対する彼女には半年の時間があるものの、主婦業の傍らどれぐらいの勉強時間を確保できるのか疑問でした。

いくら英語力があっても、通訳ガイドの試験は、日本文化や地理、歴史に関する膨大な知識がないと合格できない代物なのです。

大変だろうなあ、と心配していたところ、なんとこの友人は、その年7月の一次試験に無事合格!

続いて9月の二次試験、10月の三次試験も突破し、見事、通訳ガイドの国家資格を手にしたのです。

限られた時間をよほどうまく活用して準備されたのでしょう。

そういえば、「人間、忙しいほうが時間を有効に使うものだ」と予備校の先生がおっしゃっていました。

この友人はそれを実証してくれたのです。

その後、彼女は家でできる翻訳を少しずつ手がけるようになり、今ではエージェントから仕事を受注するまでになっています。

逆境のなかで努力してこそ道が開けるのかもしれません。

彼女の例が、今、育児でお忙しい方々の希望の光になればうれしい限りです。

このコラムに登場した友人と知り合ったのは、当時、大阪市内の小さな貿易会社に勤務していたときに彼女がパート社員として採用されたのがきっかけでした。

年齢も近くてすぐに打ち解け、英語学習に対する熱い思いを話すうちに意気投合したのを覚えています。

彼女が関東へ引っ越してからも交流が続き、今でも年賀状で近況報告し合っています。

地理的な距離があるのでなかなか会う機会がないのですが、同様の目標をもってがんばっている仲間がいると大きな励みになりますね。

☆ ☆ ☆

2020年2月末時点では、新型コロナウイルスの世界的な流行のあおりで観光業界も打撃を受けていますが、いずれ収束するでしょう。

今後、来日外国人を英語やその他の外国語で接客できる人材が日本国内でますます必要になると思われます。

最後に、通訳ガイド資格をめざす人にとって超役立つバイブル的なサイトをご紹介します。

既にご存じの方も多いかもしれませんね。

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