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映画監督の大島さんが80歳で死去 【2013年01月17日】

Film-maker Oshima dies at 80

Film director Nagisa Oshima, best known for his radical drama "In the Realm of the Senses", died on Tuesday of pneumonia at the age of 80 at a hospital near Tokyo.

重要語句

radical(形容詞):過激な
realm(名詞):領域

pneumonia(名詞):肺炎

ミニ解説

◆ Film director Nagisa Oshima, best known for his radical drama "In the Realm of the Senses"
→ 映画監督の大島渚さんはその過激な作品「愛のコリーダ」で最もよく知られていた。

コンマの後に関係代名詞節の「who was」を補って解釈します。大島さんの名前を
挙げてから、何で有名な人物なのかを改めて説明しています。

◆ died on Tuesday of pneumonia at the age of 80

→ 火曜日に80歳で肺炎によって亡くなった。

「die of ~=(病気)で死ぬ」という表現です。「of pneumonia」の前に副詞句の「 on Tuesday」が挿入されています。

区切り読みしてみよう ← 英文を文頭から理解

Film-maker Oshima

dies at 80

-----------------------------------------------------

Film director Nagisa Oshima,

best known

for his radical drama

"In the Realm of the Senses",

died on Tuesday

of pneumonia

at the age of 80

at a hospital near Tokyo.

頭ごなし訳で理解しよう ← 和文から英文を再生

映画監督の大島さんが

               Film-maker Oshima

80歳で死去

               dies at 80

-----------------------------------------------------

映画監督の大島渚さんが、

               Film director Nagisa Oshima,

最も知られている、

               best known

その過激な作品、

               for his radical drama

「愛のコリーダ」で、

               "In the Realm of the Senses",

火曜日に亡くなった、

               died on Tuesday

肺炎によって、

               of pneumonia

80歳で、

               at the age of 80

東京近郊の病院にて。

               at a hospital near Tokyo.

仕上げ読み ← 確認用にどうぞ!

Film-maker Oshima dies at 80

Film director Nagisa Oshima, best known for his radical drama "In the Realm of the Senses", died on Tuesday of pneumonia at the age of 80 at a hospital near Tokyo.

ニュースの背景

~asahi.com より~

映画監督の大島渚さん死去 「愛のコリーダ」「戦メリ」
http://www.asahi.com/obituaries/update/0115/TKY201301150349.html

「愛のコリーダ」「日本の夜と霧」「戦場のメリークリスマス」をはじめ、日本映画史に残る問題作の数々を撮り、国際的に高い評価を得た映画監督の大島渚(おおしま・なぎさ)さんが、15日午後3時25分、肺炎のため神奈川県藤沢市の病院で死去した。80歳だった。

葬儀の日取りは未定。喪主は妻で女優の小山明子(本名大島明子)さん。

 

編集後記

日本映画をほとんど見ない私でも大島渚監督の活躍は知っていたため、訃報を耳にしてショックでした。

ただ、お若いときの風貌が印象に残っていたので、既に高齢で闘病生活を送られていたことを聞いて月日の流れを感じます。

社会のタブーにあえて挑戦する形で過激なテーマに取り組まれたエネルギーに圧倒されるばかりです・・・。

監督が亡くなっても作品自体は今後の世代に脈々と受け継がれていくのでしょうね。ご冥福をお祈りします。

 

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