日本の首相が米国大統領と真珠湾を訪問【Japanese Prime Minister visits Pearl Harbor with US President】

こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。

Step1>> 英語ニュース全体をリーディング

最初に英語ニュース全体を通して読み、だいたいの意味をつかみます。この段階では単語や構造、文法の疑問点があってもかまいません。

Japanese Prime Minister visits Pearl Harbor with US President

Prime Minister Shinzo Abe visited Pearl Harbor with President Barack Obama on Tuesday, paying respects to the victims of Japan’s attack and pledging that his country would never wage war again.

Step2>> 重要単語と語句

pledge(動)誓う

wage(動)(戦争を)遂行する

Step3>> 頻出表現と文法のミニ解説

◆ Prime Minister Shinzo Abe visited Pearl Harbor with President Barack Obama
= 安倍晋三首相はオバマ大統領と共に真珠湾を訪れた

「肩書+人名」の表現はこのセットで固有名詞となるため、冠詞は不要です。ここでは「Prime Minister Shinzo Abe」「President Barack Obama」がこれに該当します。

他動詞「visited」を「made a visit to」に置き換えてもOKです。形容詞「historic(歴史的な)」を挿入して「made a historic visit to(~への歴史的な訪問を果たした)」とすれば、さらに詳細な情報を伝えられますね。

◆ paying respects to the victims of Japan’s attack
= 日本の攻撃の犠牲者に対する弔意を払って

分詞構文の現在分詞「paying」の主語は冒頭の「Prime Minister Shinzo Abe」です。「visited Pearl Harbor(真珠湾を訪問した)」という動作と同時に行なわれている行為、というニュアンスです。

「victim(犠牲者)」は「事件や災害の被害者」という意味では生存者を指すことがありますが、ここでは主に「the war dead(戦死者たち)」を意味していると考えられます。

「paying respects to」=「~に対して敬意を払う」を表します。文中では、戦死者に対する「弔意」と訳しています。

◆ pledging that his country would never wage war again
= 時刻が二度と戦争をしないと誓って

現在分詞「pledging」も同様に、主語は冒頭の「Prime Minister Shinzo Abe」です。

「his country(彼の国)」とはもちろん「Japan」を示しています。直前にこの単語を使っているため、繰り返しを避けるための言い換え表現です。

Step4>> スラッシュ・リーディング ~ 区切り読みしてみよう

英文を頭から理解できるよう、意味のかたまりごとにスラッシュ「/」で区切って読んでいきます。ひとつの区切りから次へ進むときに(誰が → 何をした → なぜ)というように、続く内容を予想しながら読むのがコツです。

Japanese Prime Minister / visits Pearl Harbor / with US President

Prime Minister Shinzo Abe / visited Pearl Harbor / with President Barack Obama / on Tuesday, / paying respects / to the victims / of Japan’s attack / and pledging / that his country / would never wage war again.

Step5>> サイト・トランスレーション ~ 頭から順に和訳してみよう

スラッシュで区切った上の英文テキストを見て、区切りごとに日本語に訳していきます。後ろから返り読みせず、頭から読み進めるようにしてください。まず自分でサイトラをしてから、下の和訳例を見て比べてみましょう。

<和訳例> 日本の首相が / 真珠湾を訪問、/ 米国大統領と

安倍晋三首相が / 真珠湾を訪れた、/ バラク・オバマ大統領と、/ 火曜日、/ 弔意を払いながら、/ 犠牲者たちに対して、/ 日本の攻撃の、/ また、誓いながら、/ 自国が / 二度と戦争をしないと。

Step6>> リプロダクション ~ 和文から元の英文を再生してみよう

今度は逆に、スラッシュで区切った上の日本語テキストを見て、元の英文テキストを思い出しながら順に英語を再生していきましょう。

<解答をチェック!>

日本の首相が
Japanese Prime Minister

真珠湾を訪問、
visits Pearl Harbor

米国大統領と
with US President


安倍晋三首相が
Prime Minister Shinzo Abe

真珠湾を訪れた、
visited Pearl Harbor

バラク・オバマ大統領と、
with President Barack Obama

火曜日、
on Tuesday,

弔意を払いながら、
paying respects

犠牲者たちに対して、
to the victims

日本の攻撃の、
of Japan’s attack

また、誓いながら、
and pledging

自国が
that his country

二度と戦争をしないと。
would never wage war again.

Step7>> スピード音読 ~ 仕上げ読みしてみよう

最後に、英文テキストをできるだけ速く音読してください。読みながら意味が頭にすっと入ってきたらOKです。

Japanese Prime Minister visits Pearl Harbor with US President

Prime Minister Shinzo Abe visited Pearl Harbor with President Barack Obama on Tuesday, paying respects to the victims of Japan’s attack and pledging that his country would never wage war again.

参考記事: ニュースの背景知識を深めよう ~ブルームバーグ より~

安倍首相:真珠湾を「和解の象徴に」-不戦の方針貫くと決意

米ハワイを訪問している安倍晋三首相は27日(日本時間28日朝)、太平洋戦争の開戦地である真珠湾をオバマ米大統領とともに訪れ演説し、「戦後、不戦の誓いを堅持してきた」として、「この不動の方針をこれからも貫く」と述べた。

安倍首相は「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない」「ひたすら不戦の誓いを堅持してきた」と語った。

また真珠湾を含めた太平洋戦争の犠牲者に永遠の哀悼の誠をささげ、日本が戦後再び国際社会へ復帰する道を開いてくれた米国の寛容に感謝するとも話した。

編集後記

今年も残り数日となりましたね。本年のメルマガ配信は今回が最終となります。

来年以降、当メルマガは「英語ニュースを読んで理解する」レベルにとどまらず、発信力の養成につなげていけたらいいな、と考えています。

国内外の英語ニュースを学習した後、それに対する自分の意見を表現する習慣をつけるとOutput力が格段に向上するからです。

例えば今回の真珠湾訪問でしたら、

– What do you think of Prime Minister Abe’s visit to Pearl Harbor?
(安倍首相の真珠湾訪問をどう思いますか)

– Do you think he should have apologized to the war victims in the US?
(彼がアメリカの戦争犠牲者に謝罪すべきだったと思いますか)

こういう設問に対して、英語で自分の考えを簡潔に述べる(または書く)練習をするのがお勧めです。今後は、復習シリーズに上記のような関連設問を付けることを検討中です。

ただし、政治経済などのカタい話題ばかりだと「ニュース英語は難しい」という印象を与えてしまうため、日本文化や芸能関連のネタも取り入れていきます。

今日の英語ニュースのネタも、実は安倍総理の真珠湾訪問がなかったらこちらにするつもりでした。日本では「今年の重大ニュース」の上位に入るぐらい話題になりましたからね。

SMAP’s final performance, sings “Sekai ni Hitotsu Dake no Hana” on last episode of SMAP X SMAP
↑世界中のファンからSMAP解散を惜しむ英語コメントがたくさん寄せられています。

このサイトは日本の芸能関連ニュースを専門に扱っているようです。興味のある人にとっては、気になる情報と英語を同時に学べて一石二鳥ですね。

さて、やさしい英語ニュースの次回配信は年明けの1/9(月)の予定です。今年1年間、ご愛読いただきありがとうございました。どうぞよい新年をお迎えください。

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