米国がICC赤根智子所長を制裁対象に【US Sanctions ICC President Tomoko Akane】
【40代からの英語リスニング訓練動画シリーズ】
今回の英語ニュースのテーマは「米国がICC赤根所長に制裁」です。「この制裁が本人と世界に与えた影響」をしっかり聞き取りましょう。
8月中旬、米トランプ政権はICC(国際刑事裁判所)を「米国の主権に対する脅威」とみなし、赤根所長らを経済制裁の対象としました。
所長は26日にオンライン記者会見を開き、「制裁を受ける理由は全くない」と述べて圧力に屈しない決意を表明しています。
日本政府は当初、制裁に対して「大変残念」との表現にとどめ、「弱腰」との批判が出ていました。これに対し、高市首相は「批判は当たらない」と反論。
赤根氏を制裁対象としないよう、米国にさまざまなレベルで働き掛けてきたと明かしています。
そもそも、米政権がICCに所属する個人を「制裁対象」とする措置が暴挙だと感じます。今、世界じゅうで起きているICCや赤根所長への支援の輪が広がることを期待したいです。
▶メルマガ企画「ディクテーションQuiz」の正解とポイント解説・成績発表はこちら
Step1:全体リスニング
まずは英語ニュース全体の流れを理解するリスニング訓練です。
次の各質問の答えを探しながらリスニングし、英語または日本語で答えてください。
Q1) What did outraged Japanese citizens and other activists do?(憤慨した日本人やその他の活動家は何をしましたか。)
Q2) How have the sanctions affected Akane’s daily life?(制裁は赤根所長の日常生活にどのような影響を与えていますか。)
1回目で答えがわからないときは、最大3回まで音声を再生しましょう。
【ナチュラルスピード】
Step2:重要単語と語句
①「単語の綴りと意味」を見ながら音声をリピートし、意味を確認。
②「単語の綴りと意味」を閉じて音声をリピートし、一時停止して和訳。
国際刑事裁判所(International Criminal Court)
人道に対する罪、戦争犯罪、侵略犯罪を犯した個人を国際法に基づいて訴追・処罰する、国際刑事裁判機関です。
オランダのハーグに本部が置かれています。
2024年3月、日本人として初めて赤根智子氏が所長に就任し、現在に至っています。
▶メルマガ企画「穴埋めディクテーション」正解とポイント解説・成績発表はこちら
ディクテーションQuizに参加した方、特に満点を逃した方は「不正解になった原因を突き止め、今後、同様の間違いを防ぐ」ために必ず解説をご確認ください。
答案分析をせず放置する人は、ディクテーションをする意味がありません。
Step3:リッスン&リピート
スロー音声を再生し、文字を見ずにチャンクごとにリピートしましょう。最大3回まで音声を流してOKです。
今度は「母音のストレス・音の連結・止める子音」などの発音ルールに気をつけて音声を再生し、文字を見ながらゆっくり正確に2〜5回リピートしましょう。
その後、文字を見ないでチャンクごとに2回正確にリピートできたらOKです。
1)スロー(スラッシュで小休止あり)
2)スロー(スラッシュで小休止あり)
3)スロー(スラッシュで小休止あり)
Step4:サイトトランスレーション(スラッシュ和訳)
スラッシュで区切った英文を表示し、区切りごとに日本語に訳します。後ろから返り読みせず、英語の語順のまま読み進めてください。
この訳し方を「サイト・トランスレーション」といいます。英語の語順のまま理解する習慣がつくと、英文を読むスピードが格段に速くなります。
まず自分で訳してから和訳例と比較してみましょう。意味が違っていた箇所は、語彙と文法構造を確認し、間違った原因を明らかにする必要があります。
Step5:反訳トレーニング(和文英訳)
今度は、和訳のみを見ながら元の英文を口頭で再現する「反訳トレーニング」に挑戦しましょう。
その際、英文テキストと全く同じでなくても、意味がほぼ同じで文法的にも正しければOKです。
余力があれば、単語の一部を入れ替える「パラフレーズ」練習もやってみましょう。
Step6:オーバーラッピング&シャドーイング
上記の英文を表示しながらスロースピードの音声を通しで再生し、自分の声をかぶせてオーバーラッピングします。回数の目安は5回です。
余力があれば、次に英文を閉じて音声を再生し、1,2語遅れで追いかけるシャドーイングに挑戦しましょう。こちらも5回を目安にしてください。
【スロースピード】
Step7: 仕上げの全体リスニング
最後に、英文を見ない状態でナチュラル・スピードの英語ニュースを通しでもう一度聞いて仕上げましょう。
途中、聞き取りにくい箇所があったら前のStepに戻って内容を確認してくださいね。
【ナチュラルスピード】
無料企画「ディクテーションQuiz」の正解と解説・成績発表
ここからはメルマガ企画「ディクテーションQuiz」の正解と解説・成績優秀者の発表です。
上記の英語ニュースを元に、短い英文のディクテーションQuizをメルマガで出題しました。
「現在の英語力を語彙力・文法読解・発音力の点から客観的に測定する作業」です。英語ニュースの音声を聞き、英文を正確に書き取ってください。
途中で音声を止めずに一気に聞かないと訓練の効果がありません。また、聞く回数はできれば2回以下、最大5回程度を目安にしてください。
5回聞いてわからない箇所は「今の英語力では正確に聞き取れない箇所」です。そこを自分の弱点だと理解し、解答を見て原因を分析するのが上達の近道です。
▶メルマガ企画「ディクテーションQuiz」答案と成績発表
メルマガ読者の皆様、答案ご提出とコメントありがとうございました!詳細は上記リンクをクリックするとご覧になれます。
▶満点率(リスニング回数「2回以内」の条件付):21% ▶最優秀賞(満点):8名

▶各設問の正答率(リスニング回数が3回以上の場合も含む)
| Q1の正答率 | Q2の正答率 |
| 53% | 50% |
※各設問の正解率はリスニング回数を反映しておらず、3回以上聞いた場合も含まれています。
今回のディクテーションQuizの難易度はやや低めです。満点は8名、全問正解率が21%という結果でした。
「3回以上聞いてもOK」の条件で2つの設問の答案を確認すると、どちらも正答率が50%以上というのが素晴らしいです。
具体的な解説を含め、各設問の正解のポイントをまとめました。詳細は下記をご覧ください。
設問1)
The court was accused of going beyond its authority.(その裁判所は権限を逸脱したと非難された。)
主な不正解事例)
▶「its」を「the」と書いてしまった。
⇒ 文法的にはどちらも間違いではなく、機能語は速く弱く発音されるため、聞き分けの難易度が高めです。
ここでは、「beyond its」の部分が「子音+母音のリンキング」になっている点に着目しましょう。
設問2)
Citizens urged the government to oppose the sanctions.(市民は政府に対し、制裁に反対するよう促した。)
主な不正解事例)
▶ 最後の名詞「sanctions」を「sanction」と単数形で書いてしまった。
⇒ 名詞の語末にくる[z]は消える子音ではないため、単数と複数では聞こえ方が異なります。
いかがでしたか。不正解箇所のある人は、間違えた原因をしっかり分析して今後につなげましょう。
次回のディクテーションQuizもふるってご参加ください。
無料のディクテーションQuiz企画を実施中!
ディクテーションとは、「英文を見ずに音声を聞いて、正確に書き取る訓練方法」です。
毎月3回、英語ニュースのディクテーション答案を提出した方を対象に無料添削を実施し、不正解箇所から、リスニングや語彙・文法の弱点を特定します!
英語ニュースを聞き取れるようになりたい方、英語力を中級から上級へレベルアップしたい方、メルマガ特典の「ディクテーションQuiz企画」を試してみませんか。
▶ 無料登録はコチラから