こま切れ時間を活用する

前回に引き続き、今回も過去のメルマガ配信分から英語学習のお役立ち情報を選びました。

2005年11月27日に配信したこちらの記事「こま切れ時間を活用する」をお届けします。

12年も前に書いた内容ですが、この勉強法は今でもそのまま使えますよ。

さて、あなたは忙しい毎日の中で、英語の勉強時間をどのように確保しているでしょうか。

フルタイムで働いている人や家事・育児に追われている人は、普段、机に向かって学習する時間を1時間もとれたらよいほうですよね。

そんなときは、こま切れ時間の時間を最大限に活用しましょう。

私自身、英語のプロをめざしていたOL時代に、この方法で1日7時間ぐらい勉強時間を絞り出していました。

こんなふうにです。(当時は実家で父母、妹と同居していました。

パラサイトだったんで、エラそうなこといえませんけど~。笑)

○ 早朝に起きて、BS放送のCNN、BBCを英語で聴く。海外のテレビドラマを見る。(1時間)

○ 身支度をしながら英語講座のテープを聴く。(1時間)

○ 往復の通勤電車の中で、または歩きながら、ウォークマンでラジオ英会話、ビジネス英語、NHK英語ニュース、その他の英語講座を聴く。(2時間)

○ 勤務時間中、銀行へ書類を受け渡しに行くときに、必ず単語帳とTIMEをもっていく。途中で歩きながら、店内での待ち時間に活用。(1時間)

○ 入浴中と歯を磨く間に英語講座のテープを聴く。(30分~1時間)

※ これはちょっと家族のひんしゅくを買っていたようですが・・・。

○ 残業のないときは、帰宅後に勉強する。(1~2時間)

だいたいこんな感じで、とにかく英語の勉強を最優先していました。

外を歩きながらTIMEを読むなんて、無茶をやったものです(笑)。

これは1997年頃の話なので、今だったらもっと便利な方法があるでしょうね。

たとえば、最近は、CDの音声教材のデータを携帯用のプレーヤーに直接入れ込むことができるようですし。

時間が十分ある、と思うほどなまけてしまい、限られている、と気を引き締めるとかえって学習がはかどる・・・これが、私の体験にもとづく感想です。

自分のライフスタイルや英語レベルに合わせて、身近なツールを有効に生かしていきたいものです。

まだスマホが普及していなかった時代に「こま切れ時間」をこれだけ活用できたんですから、音声や文字情報を簡単に持ち歩ける今の環境はとても恵まれてますよね。

あと、教材やアプリはあれこれ手を出さずに、「これ!」と決めたもの数種類に絞ったほうがいいと思いますよ。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

【中級レベルを今度こそ脱却したいあなたへ!】

英語ニュースを正確にリスニングしたい方、中級から上級へ確実にレベルアップしたい方、メルマガの「穴埋めリスニングQuiz企画」に無料で参加しませんか。

ディクテーションとは、「英文を見ずに音声を聞いて、正確に書き取る訓練方法」です。

火曜15時の〆切までにQuiz答案を提出した方を対象に無料採点をおこない、不正解箇所から、リスニングや語彙・文法などの弱点を特定します!

穴埋めリスニングのディクテーション企画