SpeakIt!で英文記事の速読練習
9月の学習コラム「英文速読力とリスニング力を同時に養う方法」で、以下の内容をご紹介しました。
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毎日の英速読
頭の中に「英文読解の回路」をつくる
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TOEICのリーディング・セクションを時間内に解き終えるには、1分間に150語以上の速度で英文を読む必要があるとされており、この本の音声は、ほぼそれぐらいの速度で朗読されています。
つまり、英文音声に合わせて文字を目で追って読み進め、内容が正しく理解できればいいわけです。
中級レベル以上の学習者が速読力とリスニング力を伸ばすには、ネイティブのナチュラルスピードに近い「1分間に150語以上」の速度に慣れることが重要です。
ちなみに、CNNなどの海外ニュースでキャスターが話すスピードは、1分間に180~200語ぐらいのスピードだといわれています。
なお、手持ちの音声付き教材の読み上げ速度を調べるには、まず英文のWord数を自動カウンターで調べます。
Wordファイルにも文字カウント機能が付いていますが、下記のようなツールを使用する方法もあります。
英単語カウンター
https://tool.stabucky.com/word_counter.htm
1分間に読み上げられた英文テキストを空欄にコピペすれば、単語数を算出することができます。
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・・・という前回内容を踏まえ、本日はその続編です。
ネット上で閲覧できる英文記事には音声が付いていないことも多いですが、ブラウザ「Google Chrome」の拡張機能「SpeakIt!」を活用すると便利です。
SpeakIt!
https://chrome.google.com/webstore/detail/speakit/pgeolalilifpodheeocdmbhehgnkkbak
読み上げてほしい英文の範囲を選択し、マウスを右クリックすると、英文の読み上げが始まります。
機械音声なので、通常のネイティブのナレーションに比べると違和感がありますが、単語の発音確認には十分使えます。
また、たとえば英文記事全体を選択してから右クリックすれば、速読の練習にもなります。
音声の速度に合わせて英文を頭から読み進んでいけば、リズムよく英語の語順のまま理解していくことになるからです。
機械音声は男性、女性の両方がありますが、私が試したところ、女性の音声のほうが自然な発音でした。
また、速読の練習に使うなら、速度を「fast」ぐらいに設定するのがお勧めです。
英文をつい返り読みしてしまう癖がある人は、音声の再生に合わせて読む習慣をつけると効果的です。
以上、学習のご参考になりましたら幸いです。
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