ディクテーションQuiz-04【読者コメントご紹介】

メルマガ「やさしい英語ニュース」の英文ディクテーションQuiz4にお寄せいただいた読者コメントとAkiのひと言アドバイスを、解説動画から抜粋してご紹介します。

まとめの解説動画

読者の皆さまのコメント&Akiのひと言アドバイス

最優秀賞:2問とも正解の方  優秀賞:1問が正解の方  努力賞:その他のご提出者

「英語は科学です」という言葉が「脳」に刺さりました

TKさん: いつも丁寧な解説をありがとうございます。「英語は科学です」というお言葉が「脳」に刺さりました。冷静に分析して、弱点に対応したいと思います。

今回も問2の最後は「文法的にはcheckedではないのか?」などと思ったりしたのですが、何回か聞き返して聞こえた通りに投稿します。それが今の実力でしょうから。よろしくお願いします。

Aki:2問目を「文法的にcheckedではないのか」と思いながら「check」にしたのは、非常に惜しいですね!

「checked」の「ed」はほとんど聞こえないので、ここの意味を推測して「ed」を付けたら最優秀賞になれましたよ。とても良い感覚をお持ちです。

聞き取れた意味内容から逆算して文章を作ってみた感じです

AOさん:8回ぐらい聞きました。聞き取れた意味内容から逆算して文章を作ってみた感じです。

TMさん:今までディクテーションで回数制限を設けていませんでした。現状、長いセンテンスだと、5回では書き取れません。

もっとリテンション能力を上げていきたいと思います。

PKさん:今回はスピードをそのままにして聞きましたが、しつこく繰り返して聞いてしまいました。

動画での解説とアドバイス、とてもわかりやすくて、ためになります。

Aki: ディクテーションのリスニング回数は5回までが標準です。が、慣れるまでは自分で調整してもらってOKです。

音声を聞くときに1単語ずつ停止するのはダメですが、1文の長さによっては3,4回ぐらいに分割するのはありです。

5回まで!としっかり決めて取り組むと、緊張がありました

YCさん:桐嶋先生 いつも大変貴重なプログラムありがとうございます。毎回待ち遠しいです。

5回まで!としっかり決めて取り組むと、緊張がありました。

2)have+物・人+過去分詞形 の法則にのっとり、checkedとは聞こえなかった(checkとしか聞こえなかった)のですが、そうしました。

よろしく御指導お願い申し上げます。

Aki: 緊張感をもって取り組むのは良いことですね。何度も際限なく聞いてもリスニング力が上がるわけではなく、あまり意味がないので。

「have+物・人+過去分詞形」の文法をきちんと解釈しているのが素晴らしいです。ディクテーションではこうした文法力も必要です。

自分の弱点を正確に認識でき、勉強になります

KPさん:これまでのトライで、弱母音が聞き取れてないのを実感しました。自分の弱点を正確に認識でき、勉強になります。

このような勉強の機会を設けていただき、ありがとうございます。

Aki:機能語の弱音(前置詞や冠詞)を正しく聞き取るのが上級レベルへの関門ですね。

いつも優秀な答案を提出されている印象です。

最初はplayかと思ったのですが、違和感があったので聞こえたままにしました

KRさん:2問目の聞き取れない部分を「プライ」としました。最初はplayかと思ったのですが、違和感があったので聞こえたままにしました。

Aki: 今回は惜しくも優秀賞を逃しましたが、聞き取れなかった個所を空白にせず、カタカナで書き取っているのがいいですね。

このようにすると、自分が聞こえた音を後で確認するときに役立ちます。これが非常に重要です。

「prior to」という表現を知らなかったとしたら、覚えれば次から聞き取れます。

「play」にすると違和感がある、というのは、「l」と「r」の違いを耳でちゃんと感じていたということですね。

復習として過去問を読みあげ録音確認しています

YSさん:復習として過去問を読みあげ録音確認しています。

発音を意識すると発話スピードが0.8倍速程度かつアクセントに抑揚がなく真似が難しいです。

無理に発声スピード上げると発音がめちゃくちゃになってしまいます。

Aki: 私が配信している「やさしい英語ニュース」のノーマル・スピードとディクテーションQuizの速度は、少し速めにしています。

教材用に落としたスピードに慣れてもあまり意味がないので、CNNなどの生のニュースを聞いたときについていけるように、あえて速めのスピードにしています。

が、自分で音読練習するときは、そこまで速いスピードに合わせる必要はないです。それよりも、最初は自分の発音を矯正することに焦点を当てるべきです。

なので、実際の速度の0.8倍ぐらいで練習するのは非常に良いやり方だと思います。

日本語と英語は発声法が全く違うため、よほど耳が良い人以外は、最初からそっくりマネすることは難しいものです。

ネイティブの音読と違って聞こえるのは、英語本来のリズムとずれている可能性が高いです。

ノーマル・スピードで録音された音源の速度を、アプリなどでスローに落として音読練習する方法がお勧めです。

一部英作して提出しましたが、どうでしょう?

CRさん:だいたい意味は、わかりましたので、一部英作して提出しましたが、どうでしょう?

Aki:「一部英作した」というのは、たとえば「checked」の語尾の「ed」が聞こえなかったけれど、文法的に解釈して入れたということですね。

こういう語尾が、「飲み込む子音」として聞こえにくいことを理解していれば、迷わず聞き取れるようになると思います。

アメリカに駐在しています

HBさん:アメリカに駐在していますが、英語を聴き取れない、話せないで非常に苦労していて、Akiさんのメルマガに辿り着きました。

これからどうぞよろしくお願いします!

Aki: まさに、生のアメリカ英語が日々必要な環境にお住まいなんですね。

「英語と聴き取れない、話せない」というのは大変だと思います。

このディクテーションQuizを含め、今後もいろいろ役立つ情報を配信していきますので、ぜひご活用ください。


以上、ご参考になりましたら幸いです。ディクテーションQuizの内容と解説の詳細はこちらをごらんください。

>> ディクテーションQuiz-04【20年06月第2週】

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