中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる問題集:大人の英語初心者が最初にすべきこと

 

まず何から学習すべきか、というと、方法はいろいろありますが、私の考えとしては、「文法を考えずに会話から入る」というやり方はあまりお勧めしません。

というのも、会話の決まり文句を覚えたところで、なぜ英語がその構造になっているか理解していなければ、自分で応用できないからです。

別に、難しい文法用語を全部暗記する必要はありません。

が、会話に入る前に、少なくとも、中学英文法に出てくる「S(主語)、V(動詞)、C(補語)、O(目的語)」の各要素をきちんと理解し、英語の5文型、具体的には

* SV(第1文型)

* SVC(第2文型)

* SVO(第3文型)

* SVOO(第4文型)

* SVOC(第5文型)

にあたる簡単な英文を自分で作れるようにしておくべきです。(文型の名前や番号は覚えなくてもかまいません。)

前にも紹介した記憶がありますが、中学英文法の復習で4技能が身につくテキストを使用するのが良いと思います。

一例を挙げると、こちらはTOEIC対策にも詳しい先生の著作です。

中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる問題集

このテキストでは中学英文法の復習がメインなので、この段階で「ネイティブが使う自然な英語になっているか」にこだわる必要はないでしょう。

で、中学英文法の基本を習得したら、その次の段階で、ネイティブの日常表現の会話集や瞬間英作文のテキストに進む・・・という順序が効果的です。

英文構造の基本を理解せずにいくら会話練習を続けても、「単語を適当に並べるブロークン英語」から抜け出せません。

「急がば回れ」ということわざがあるように、何事も近道を行こうとして焦らず、基本に立ち返るのが得策です。

以上、学習のご参考になりましたら幸いです。

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