英文で読む【韓国ソウル圧死事故】


10月29日(土)の夜、韓国・ソウルの梨泰院(イテウォン)地区で、ハロウィンの群衆雪崩によって150人以上が死亡する大事故が起きました。

今週の穴埋めリスニングQuizは、この話題についての「Mainichi Japan」の英文記事を土台に作成しました。

使われている語彙や表現を学び、ディクテーション課題に取り組む際の参考にしてくださいね。

英文記事で読み解く「韓国ソウル圧死事故」

取り上げる英文記事はこちらです。

153 killed, 133 injured in Halloween crowd crush in Seoul:Mainichi Japan (October 30, 2022)

こちらは、同じテーマを扱った和文記事です。

※一定期間を過ぎると、記事が削除されている場合があるのでご了承ください。

今回の学習コラムでは、英文記事から一部の段落を抜粋しました。

英文読解の参考となるよう「和訳例」「語句の解釈」「ミニ解説」を入れています。

また、和訳は、英語の流れに沿って訳す「サイト・トランスレーション」形式にしました。

では、英文記事を順に読み解いていきましょう。

 ソウルのハロウィンで群衆雪崩が発生

A stampede during Halloween festivities / in Seoul on Saturday night / left 153 people dead and 133 injured / after many young people flocked / to a popular nightlife district, / South Korean authorities said. :「Mainichi Japan」 より

和訳例)ハロウィンのにぎわいで大勢が殺到し、/ ソウルで土曜日の夜に、/ 153人が死亡し、133人が負傷した、/ 多くの若者が群がった後、/ 人気の歓楽街に、/ 韓国の当局によると。

語句の注釈

stampede(名)押し寄せること・殺到、festivity(名)祝祭・お祭り、flock(名)群がる、authorities(名)当局

ミニ解説)

「left 153 people dead and 133 injured(153人が死亡し、133人が負傷した)」は災害・事件・事故でよく使用される表現です。

この英文の主語は冒頭の「A stampede(殺到)」です。

「S=主語(災害・事件・事故)/ V=動詞:leave / O=目的語(被害者の人数+people)/ C=補語(被害状況を表す形容詞・現在分詞・過去分詞)」の構文で、SとCに入る代表的な単語を覚えておきましょう。

Sに入る名詞の例:earthquake(地震), typhoon(台風), fire(火事), flood(洪水), car accident(自動車事故), plane crush(飛行機の墜落)

※単数のときは冒頭に冠詞(a, an, the)が付きます。

Cに入る形容詞・現在分詞・過去分詞の例:dead(死亡した), killed(死亡した), injured(負傷した), missing(行方不明の), homeless(家をなくした)

時制は過去形や現在完了形になることが多く、V(動詞)「leave」は過去形「left」または過去分詞形「(have/has) left」で使用します。

例)The earthquake left five people dead.(その地震で5人が死亡した。)

英文中の「authorities(名)当局」は複数形で使用します。

コロナ明けで人々が梨泰院に殺到

The deadly crush occurred / in a narrow street in Itaewon, / where tens of thousands of people / had reportedly gathered / for what was the first Halloween revelry / since restrictions from the COVID-19 pandemic / were eased. :「Mainichi Japan」 より

和訳例)圧死事故が起きた、/ 梨泰院(イテウォン)の狭い通りで、/ そこに数万人の人々が、/ 報道によると集まっていたが、/ 初のハロウィンのお祭り騒ぎを求めて、/ コロナ渦の制限が / 軽減されて以来。

語句の注釈

deadly(形)致命的な・致死の、crush(名)押しつぶすこと、revelry(名)お祭り騒ぎ

固有名詞

Itaewon:梨泰院(イテウォン)は韓国のソウル特別市龍山区にある地区。

※この英文記事に後述されている「Itaewon Class」(梨泰院クラス)」は、2020年1月〜3月に韓国のケーブルテレビ局で放送されたテレビドラマのタイトルです。

ソウル市の飲食店激戦区「梨泰院」を舞台に、飲食業界での成功を目指して奮闘する若者たちを描いた物語です。

ミニ解説)

「crush(名)押しつぶすこと」「crash(名)激突・衝突」「clash(名)人間どうしの衝突」は綴り・発音・意味を混同しやすいので注意しましょう。

例)A deadly crush occurred in a narrow street. (密集した通りで圧死事故が起きた。)

例)She was injured in a car crash. (彼女は車の衝突事故で負傷した。)

例) Both countries tried to avert a military clash. (両国は軍事衝突を避けようとした。)

いずれの単語も、動詞として使用することもあります。


以上、「ディクテーション課題に関連した内容」と「日本人が間違えやすい文法・表現」を抜粋して解説しました。

今週のディクテーション課題は、この解説コラムで取り上げた英文記事が土台になっています。

英文の「聞き取りのヒント」として、答案提出前に読み込んでおいてくださいね。

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