学校英語の思い出
先日、中学生の姪っ子が近所の英語塾で使っているテキストを見せてくれました。
内容は確か、「キュリー夫人」の伝記だったでしょうか。
文字が細かく、難しい単語や語句が欄外にずらりと並んでいました。
テキストに付いたQR コードでネイティブ音声が再生できるのは今風でしたが、基本的に、私の中高生時代の英語クラスとそれほど変わっていない印象です。
自分の学校時代の授業を振り返ると、新しいレッスンに入ることに、難しい新出単語を覚えるのに苦労していた気がします。
英単語や熟語を見て日本語に訳す練習にとても時間がかかり、英文の構造と意味を理解するのも大変でした。
英作文もあったものの、日本語モードの頭で辞書を片手に一生懸命考えていた、という感じです。
その作業で手一杯になるため、出来上がった英文を覚えて使いこなす、というところまではいきませんでした 。
今思えば、英語の音やリズムに慣れたり、習った単語・表現で簡単な英文をたくさん作る演習を繰り返していれば、
リスニング力と発信力がはるかに身についたのに・・・と残念です。
とはいえ、そういう反復練習をするのは、社会人になってからでも別に遅くはないのです。
複雑な長文を読むのは読解力を培うには役立つかもしれませんが、スピーキング力を上げるには、もっと単純で短い英文で練習を繰り返す必要があります。
その際、文字に頼らず耳から聞こえた音声をマネするよう心がければ、リスニング力も同時に養うことができます。
一例として、昔からあるNHKラジオ講座は、発信型の英語力をめざす優良な自主トレ教材としてお勧めできます。
英語のテレビ番組・ラジオ番組
https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/english/
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