教材コレクターになっていませんか

 

以前、私の英語教室にこんな受講生がいました。

有名な英語教材の名前をよく知っていて、しかも、既に購入済みのものが多いという男性です。

が、彼の英語力はTOEICレベルに換算すると500点台ぐらい。私の時事英語クラスでは初級レベルでした。

その後、授業用の教材に集中することで実力が大きく伸びましたが、それでも、本屋に立ち寄ると「つい学習本を買ってしまう」と話していました。

私自身も英語を教えている立場上、新しい書籍やノウハウにはなるべく目を通すようにしていますが、時間の制約もあり、全てに精通するのはやはり難しいです。

上にあげたような人を「教材コレクター」「ノウハウ・コレクター」と呼ぶことがあります。

これは英語に限らず、ビジネス系の情報に関してもそうなんですが、「やたら知識はあるけど、そのわりに結果が伴っていない状態の人」を指します。

英語の書籍を1冊購入したとします。

その本の内容を完全に習得しようと思ったら、ひと通り読んだり、問題を解いたりしただけでは不十分です。

理解の浅い箇所、間違えた問題を中心に何度も何度も反復し、内容を暗記してしまうほど繰り返し活用して、初めて習得したといえる状態になります。

教材コレクターの人は、おそらく1回か2回ぐらいでこの作業を完了とみなし、次の教材探しに移っているのではないでしょうか。

その結果、どの教材も中途半端な理解のまま、本棚には英語学習本がやたら増えていくという残念な状態になります。

もちろん教材そのものの良し悪しにも左右されますが、学習者自身の姿勢、活用法も同じぐらい重要です。

実際、長期の海外留学に行っても会話力がほとんど伸びない人がいるいっぽう、日本でラジオ英語講座を視聴するだけで高度な発信力を習得する人もいますからね。

英語学習には反復が大事なので、手にした教材は「ほぼ完全に理解した」といえるまで復習を重ねることをお勧めします。

飽きっぽい人は、すぐに他の教材を探すのではなく、同じ教材を使って、ディクテーションやシャドーイング、瞬時英訳など、やり方を工夫しながら新鮮味を出すようにしてください。

以上、学習のご参考になりましたら幸いです。

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