バドミントンのエースが無期限の出場停止に 【Badminton ace suspended for life】

参考記事: ニュースの背景知識を深めよう   ~日刊スポーツ より~

バド桃田は無期限出場停止、田児は無期限の登録抹消

日本バドミントン協会は10日、都内で緊急理事会を開いた。違法賭博行為をした世界2位の桃田賢斗(21=NTT東日本)、12年ロンドン五輪代表の田児賢一(26)を含む8人の処分を決めた。

桃田は日本代表の指定解除とともに無期限の試合出場停止、田児は無期限の登録抹消で、除名に次ぐ最も重い処分となった。

協会によると、出場停止、登録抹消とともに、協会史上初の処分となった。

編集後記

競泳平泳ぎの北島康介選手の現役引退表明と奇しくも時期が重なり、今回の英語ニュースではどちらを取り上げようか迷いました。

北島選手が最後の五輪出場を果たせなかったことを残念に思ういっぽう、33歳という年齢を考えると、よくここまでがんばってこられたなあ、と感心してしまいます。

年齢ではスキージャンプの葛西選手やサッカーの三浦選手が40代で「レジェンド」と呼ばれていますが、この二人は若い頃に五輪の金メダルやW杯本大会出場を逃す、という不運に見舞われ、それが現役続行の原動力になっている気がします。

北島選手は全盛期にアテネと北京の五輪で複数の金メダルを獲得しているため、次のロンドン五輪の時点で(もう達成感はあるだろうし、一線を退くのでは)と思っていました。まさか、本人がさらに4年後の五輪をめざしていたとは・・・。その飽くなき闘争心に敬服します。

これとは対照的に、バドミントン男子の賭博問題は実に後味の悪い結果となりましたね。

この騒ぎが表沙汰になる前、報道番組で観た桃田選手のインタビューの場面を思い出しました。高級ブランド品を少し自慢げに身に着け、「派手な生活で子供たちに夢を与えたい」という趣旨の発言をする様子に(え?)と違和感を覚えたものです。

ただ、彼を賭博に誘い込んだ先輩や、防止できなかった所属先と協会にも責任があるのでしょうね。私には二人の選手の記者会見よりも、銭谷専務理事の悔し涙のほうが印象に残りました。

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