英検の要約問題で0点続出【Many Get Zero Points on Eiken Summary Section】

【中級脱出のリスニング訓練動画シリーズ】

2月16日(月)に発表された、英検1級一次試験の結果が大きな波紋を呼んでいます。

「要約問題が0点だった」という受験者の報告がSNSで相次ぎ、ネット記事でも大きく報道されました。

今回は、このテーマに関する英語ニュースをお届けします。

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Step1:全体リスニング

まずは英語ニュース全体の流れを理解するリスニング訓練です。

次の各英文の内容が本文の説明と合っていたら”True”、違っていたら”False” を選んでください。

Q1) The word count was only a guideline in fiscal 2024.

Q2) Eiken officials said they gave zero points for the summary task by mistake.

1回目で答えがわからないときは、最大3回まで音声を再生しましょう

【ナチュラルスピード】

英文

Many Get Zero Points on Eiken Summary Section


Many test-takers reported zero points for the summary section / after the Eiken Grade 1 results were announced on Monday.

Previously, the word count was only a guideline, / but the allowed word range was officially set in fiscal 2025.

As a result, responses outside the required word range / may have received zero points for the summary task.

和訳

英検の要約問題で0点続出


月曜に英検1級の結果が発表された後、多くの受験者が要約問題で0点だったと報告した。

以前、語数は単なる目安だったが、2025年度に許容される語数範囲が正式に設定された。

その結果、指定された語数範囲を外れた解答は、要約課題で0点になった可能性がある。

質問の解答例

Q1) The word count was only a guideline in fiscal 2024.(2024年度には、語数は単なる目安だった。)

A1) True :

解説:2番目のセンテンスで、「以前、語数は単なる目安だったが、2025年度に許容される語数範囲が正式に設定された。」と述べています。したがって、新方式が始まる前の2024年度には、語数は単なる目安だったことがわかります。

Q2) Eiken officials said they gave zero points for the summary task by mistake.(英検関係者は、要約問題で誤って0点を与えたと述べた。)

A2) False:

解説:3番目のセンテンスで、「その結果、指定された語数範囲を外れた解答は、要約課題で0点になった可能性がある。」と述べています。が、英検関係者が「誤って0点を与えたと述べた」という説明はなく、採点ミスだったと公式に認めたわけではありません。

Step2:重要単語と語句

①「単語の綴りと意味」を見ながら音声をリピートし、意味を確認。

②「単語の綴りと意味」を閉じて音声をリピートし、一時停止して和訳。

単語の綴りと意味

summary /ˈsʌməri/(名)要約、まとめ

previously /ˈpriːviəsli/(副)以前は、前に

fiscal /ˈfɪskəl/(形)会計の、財政の

range /reɪndʒ/(名)範囲、幅

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答案分析をせず放置する人は、ディクテーションをする意味がありません。

Step3:リッスン&リピート

1文ずつ区切ったスロー音声を再生し、文字を見ずにリピートしましょう。最大3回まで音声を流してOKです。

できれば、リピートした直後に英文をディクテーション(書き取り)してみましょう。

次に英文を確認し、リピートやディクテーションを間違っていた箇所がないか確認してください。

今度は「母音のストレス・音の連結・止める子音」などの発音ルールに気をつけて音声を再生し、文字を見ながらゆっくり正確に2〜5回リピートしましょう。

その後、文字を見ないで2回正確にリピートできたらOKです。

▶和訳を見る前に、理解度クイズにもぜひ挑戦してください。

なお、英文のスラッシュはStep4の和訳用です。音読のときは、スラッシュで区切らず一文を一気に読み上げてください。

Step4:サイトトランスレーション(スラッシュ和訳)

スラッシュで区切った英文を表示し、区切りごとに日本語に訳します。後ろから返り読みせず、英語の語順のまま読み進めてください

この訳し方を「サイト・トランスレーション」といいます。英語の語順のまま理解する習慣がつくと、英文を読むスピードが格段に速くなります。

まず自分で訳してから和訳例と比較してみましょう。意味が違っていた箇所は、語彙と文法構造を確認し、間違った原因を明らかにする必要があります。

Step5:反訳トレーニング(和文英訳)

今度は、和訳のみを見ながら元の英文を口頭で再現する「反訳トレーニング」に挑戦しましょう。

その際、英文テキストと全く同じでなくても、意味がほぼ同じで文法的にも正しければOKです。

余力があれば、単語の一部を入れ替える「パラフレーズ」練習もやってみましょう。

1-1)スロー(区切りなし)


1-2)スロー(前半/後半の小休止あり)

スラッシュ英文

Many test-takers reported zero points for the summary section / after the Eiken Grade 1 results were announced on Monday.

スラッシュ和訳

多くの受験者が報告した、0点を、要約問題で、英検1級の結果が、発表された後、月曜に。

>> 月曜に英検1級の結果が発表された後、多くの受験者が要約問題で0点だったと報告した。

2-1)スロー(区切りなし)


2-2)スロー(前半/後半の小休止あり)

スラッシュ英文

Previously, the word count was only a guideline, / but the allowed word range was officially set in fiscal 2025.

スラッシュ和訳

以前、語数は単なる目安だった、しかし、許容される語数範囲が正式に設定された、2025年度に。

>> 以前、語数は単なる目安だったが、2025年度に許容される語数範囲が正式に設定された。

3-1)スロー(区切りなし)


3-2)スロー(前半/後半の小休止あり)

スラッシュ英文

As a result, responses outside the required word range / may have received zero points for the summary task.

スラッシュ和訳

その結果、解答は、指定された語数範囲を外れた、受け取った可能性がある、0点を、要約課題で。

>> その結果、指定された語数範囲を外れた解答は、要約課題で0点になった可能性がある。

Step6:オーバーラッピング&シャドーイング

上記の英文を表示しながらスロースピードの音声を通しで再生し、自分の声をかぶせてオーバーラッピングします。回数の目安は5回です。

余力があれば、次に英文を閉じて音声を再生し、1,2語遅れで追いかけるシャドーイングに挑戦しましょう。こちらも5回を目安にしてください。

【スロースピード】

英文

Many Get Zero Points on Eiken Summary Section


Many test-takers reported zero points for the summary section / after the Eiken Grade 1 results were announced on Monday.

Previously, the word count was only a guideline, / but the allowed word range was officially set in fiscal 2025.

As a result, responses outside the required word range / may have received zero points for the summary task.

Step7: 仕上げの全体リスニング

最後に、英文を見ない状態でナチュラル・スピードの英語ニュースを通しでもう一度聞いて仕上げましょう

途中、聞き取りにくい箇所があったら前のStepに戻って内容を確認してくださいね。

【ナチュラルスピード】

無料企画「ディクテーションQuiz」の正解と解説・成績発表

ここからはメルマガ企画「ディクテーションQuiz」の正解と解説・成績優秀者の発表です。

上記の英語ニュースを元に、短い英文のディクテーションQuizをメルマガで出題しました。

現在の英語力を語彙力・文法読解・発音力の点から客観的に測定する作業」です。英語ニュースの音声を聞き、英文を正確に書き取ってください。

途中で音声を止めずに一気に聞かないと訓練の効果がありません。また、聞く回数はできれば2回以下、最大5回程度を目安にしてください。

5回聞いてわからない箇所は「今の英語力では正確に聞き取れない箇所」です。そこを自分の弱点だと理解し、解答を見て原因を分析するのが上達の近道です。

>> 答案採点のチェックポイント

メルマガ企画「ディクテーションQuiz」答案と成績発表

メルマガ読者の皆様、答案ご提出とコメントありがとうございました!詳細は上記リンクをクリックするとご覧になれます。

満点率(リスニング回数「2回以内」の条件付):7% ▶最優秀賞(満点):3名

各設問の正答率(リスニング回数が3回以上の場合も含む)
Q1の正答率 Q2の正答率 Q3の正答率
51% 26% 49%

※各設問の正解率はリスニング回数を反映しておらず、3回以上聞いた場合も含まれています。

ディクテーション答案の講評

今回のディクテーションQuizの難易度は標準です。満点は3名、全問正解率は7%という成績でした。

Q1の「points」と「point」、Q2の「set」と「said」など聞き分けが難しい箇所がありましたが、文法・読解力を駆使すれば正解できます。

また、いずれも予習用のリスニング動画に出ている表現なので、間違えた方は見直してみてくださいね。

各設問の正解のポイントをまとめましたので、詳細は下記をご覧ください。

設問1)


正解と答案分析

Many people received zero points for the summary section.(多くの人が要約問題で0点を取った。)

主な不正解事例)

▶ 「0点」を表す複数の「zero points」を「zero point」と単数にしてしまった。

⇒ 「point」は可算名詞なので、この意味では「無冠詞・単数」で使用せず複数形になります。また、語尾の音も違うので注意しましょう。

設問2)


正解と答案分析

They officially set the allowed word range last year.(彼らは昨年、許容される語数範囲を正式に設定した。)

主な不正解事例)

▶動詞の過去形「set」を「said」と聞き取ってしまった。

⇒ 音で違いを聞き分けるのは困難ですが、「(語数範囲を)設定した」という意味なので「set」が適切です。

予習用リスニング動画の英語ニュースでは「the allowed word range was officially set in fiscal 2025」となっており、この英文が頭に入っていれば「said」と混同する間違いを防げます。

設問3)


正解と答案分析

The word count became a rule instead of a guideline.(語数は目安ではなく、規定となった。)

主な不正解事例)

▶ 名詞「count」を助動詞「can」と聞き間違えた。

⇒ 英検要約問題の「word count(単語数)」というキーワードなので、しっかり頭に入れましょう。

予習用リスニング動画の英語ニュースでは「Previously, the word count was only a guideline,」となっており、この内容が頭に入っていれば、聞き間違える可能性は低いです。

いかがでしたか。不正解箇所のある人は、間違えた原因をしっかり分析して今後につなげましょう。

次回のディクテーションQuizもふるってご参加ください。

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