こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。

Step1>> 英語ニュース全体をリーディング

最初に英語ニュース全体を通して読み、だいたいの意味をつかみます。この段階では単語や構造、文法の疑問点があってもかまいません。

Japanese high school students not ambitious

Japanese high school students tend to be more passive and put less importance on social status than their counterparts in the United States, China and South Korea, according to a survey released on Monday.

Step2>> 重要単語と語句

ambitious(形)野心的な

passive(形)消極的な

counterpart(名)(異なる組織で機能が)同等の人・もの

release(動)公表する

Step3>> 頻出表現と文法のミニ解説

◆ Japanese high school students tend to be more passive
= 日本の高校生は、より消極的な傾向がある

日本の高校生の全般的な傾向なので、「Japanese high school students」には冠詞を付けず、複数形で表します。中学生と高校生を区別するときは、形容詞「junior(年下の)」「senior(年上の)」をそれぞれ頭に付けて「junior high school students(中学生)」「senior high school students(高校生)」と表します。

「more passive」と比較級になっているのは、後に登場する他の国の高校生と比べているためです。

◆ put less importance on social status
= 社会的地位を重視することがより少ない

「put importance on A」=「Aを重視する」です。動詞「put(置く)」を「place」に置き換えてもOKです。この部分も、他国の高校生と比べて「less(より少ない)」という意味で比較級を用いています。

◆ than their counterparts
= 彼らと同じ高校生よりも

「counterpart(同等の地位・立場の人)」は日本語でぴったりの言葉がないため、和訳では具体的に何を指しているのか説明したほうがわかりやすくなります。

例)the Japanese prime minister and his British counterpart
日本の首相とイギリスの首相

◆ according to a survey released on Monday.
= 月曜日に公表された、ある調査によると。

名詞「survey」の後に関係代名詞節「which was」を補い、「released」を受け身の過去分詞と解釈します。この調査は「the National Institution for Youth Education(国立青少年教育振興機構)」が発表したものです。

Step4>> スラッシュ・リーディング ~ 区切り読みしてみよう

英文を頭から理解できるよう、意味のかたまりごとにスラッシュ「/」で区切って読んでいきます。ひとつの区切りから次へ進むときに(誰が → 何をした → なぜ)というように、続く内容を予想しながら読むのがコツです。

Japanese high school students / not ambitious

Japanese high school students / tend to be more passive / and put less importance on social status / than their counterparts / in the United States, China and South Korea, / according to a survey released on Monday.

Step5>> サイト・トランスレーション ~ 頭から順に和訳してみよう

スラッシュで区切った上の英文テキストを見て、区切りごとに日本語に訳していきます。後ろから返り読みせず、頭から読み進めるようにしてください。まず自分でサイトラをしてから、下の和訳例を見て比べてみましょう。

<和訳例> 日本の高校生は / 野心的でない

日本の高校生は、/ より消極的な傾向があり、/ また、社会的な地位をあまり重視しない、/ 彼らと同等の高校生に比べて、 / アメリカ、中国、韓国の、 / 月曜日に公表された、ある調査によると。

Step6>> リプロダクション ~ 和文から元の英文を再生してみよう

今度は逆に、スラッシュで区切った上の日本語テキストを見て、元の英文テキストを思い出しながら順に英語を再生していきましょう。

<解答をチェック!>

日本の高校生は
Japanese high school students

野心的でない
not ambitious

—————————————————–

日本の高校生は
Japanese high school students

より消極的な傾向があり、
tend to be more passive

また、社会的な地位をあまり重視しない、
and put less importance on social status

彼らと同等の高校生に比べて、
than their counterparts

アメリカ、中国、韓国の、
in the United States, China and South Korea,

月曜日に公表された、ある調査によると。
according to a survey released on Monday.

Step7>> スピード音読 ~ 仕上げ読みしてみよう

最後に、英文テキストをできるだけ速く音読してください。読みながら意味が頭にすっと入ってきたらOKです。

Japanese high school students not ambitious

Japanese high school students tend to be more passive and put less importance on social status than their counterparts in the United States, China and South Korea, according to a survey released on Monday.

参考記事: ニュースの背景知識を深めよう

~時事ドットコム より~

日本の授業、受け身的=4カ国高校生調査-青少年機構

日本の高校生が受けている授業は米国、中国、韓国に比べて受け身的で、生徒はきちんとノートを取る一方、居眠りをする割合も高く、グループワークなどへの参加は消極的という調査結果を、国立青少年教育振興機構が13日に発表した。

調査は昨年9~11月、4カ国の普通科高校の生徒に実施。計7854人から有効回答を得た。

授業について「教科書に従ってその内容を覚える」と感じている高校生は、日本は「ほとんどそうだ」「半分以上はそうだ」を合わせ91.2%で、中国に続いて多かった。

一方、「個人で調べ、まとめ、発表する」は16.6%、「グループで課題を決め、考え、調べる」は11.9%で、いずれも4カ国中最も低かった。

授業中の態度や行動を聞くと、日本は「きちんとノートを取る」に「よくある」と答えた割合が79.4%でトップだったが、「居眠りをする」も15.0%と4カ国中最多。

「グループワークのときに積極的に参加する」は25.3%、「積極的に発言する」は3.7%でいずれも最少だった。

編集後記

自分の中学・高校時代を振り返ると、今回の調査結果がほぼそのままあてはまります。小学校の頃は活発な意見交換をしていたのに、いつのまにか暗記中心の授業に移行していったような・・・。

今後、学校の英語教育で「話すこと」を重視するなら、まず、母国語で意見を述べる習慣をつける必要があるように感じます。