バレンタインと誕生日

よく、欧米では日本とは違って、バレンタインデーには恋人どうしがプレゼントを交換するっていいますよね?では、私がスイスにいた年はどうだったのか、考えてみたのですが・・・なぜか思い出せません。

学期の最中だったから寄宿舎で普通に授業があったはずなんです。何も覚えていないってことは、何もしなかったってことなのか?

誕生日の食卓風景

少なくとも、周りで交換している人たちがいればその記憶があるはずなんだけど、それもよみがえってこないし・・・。スイスでのバレンタインってどうなのか、ご存じの方はよかったら教えてくださ~い。

でも、誕生日のことはよく覚えていますよ。これは欧米一般にそうなのかもしれないけど、スイスでは、大人になっても、家族や友人たちが集まってちゃんとお祝いをするんですよね。

それが寄宿舎となると、もう大変。食事時には全員が大きなダイニングルームに集まって、各グループ(教師1、2名に生徒5~10名ぐらいで「ファミリー」を構成してました)ごとにテーブルにつくのですが、誰か誕生日の人がいると、同じファミリーのメンバーたちが、テーブルをきれいに飾りたてておくのです。

クロスを敷いてろうそくの火を灯し、クリスマスみたいなモールを所狭しと並べます。で、朝食時に誕生日の当人が入り口から現れたら、部屋にいる全校数百人がいっせいに「ハッピ~バースディ トゥ~ユ~♪」を歌い、拍手をしながら迎えるのです。食事の後には、そのファミリーだけに大きなバースディーケーキが渡されます。

(すごいな、この学校・・・)その風習にたじろぎながらも楽しんでいた私は、ふと、自分の誕生日が近づいていることに気づきました。うわー、全校であれをやられるのはちょっと・・・とさすがに抵抗があったため、あらかじめ同じファミリーの先生に根回しをしました。

なんとかなりませんかねー、と相談すると、その先生(50代のスイス人女性)ご自身も誕生日を控えていて、いいトシしてあんなふうに大勢で歌を歌われるのはかなわん、とお考えのようでした。

それで、その先生の誕生日にも、私のときも、朝食時にはテーブルを飾るだけにして(・・・とにかく飾りたがるんです)、あとでそのファミリーの人たちだけが別室に集まってお祝いをする(・・・なんとしても歌うんです)、という形にしてもらいました。

手作りのプレゼントをもらったりして、ちょっと感激でしたね。家族や親しい友人どうしで心のこもったプレゼント交換をするっていう、スイスの人たちのこんなところが私はとても好きでした。

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