【特別編3】ディクテーション03

今週はゴールデン・ウィークの特別編として、2019年の英語ニュースから音声付きの「ディクテーション課題」を毎日1本ずつお届けしています。

【ディクテーション】

ディクテーション(=英文の書き取り)をするときは、まず全体を聴いて流れをつかんだ後、意味の区切りごとに停止しながら書き取っていく・・・という方法がお勧めです

注意)1単語ずつ音声を停止して書き取る方法は「リテンション(記憶する力)」が身につかないので気をつけてくださいね。

本日のExercise:2019年5月20日の英語ニュースより出題

では、さっそく3日目の課題に入りましょう。

次の英語ニュースの音声を聴いて、( )に入る単語を書き取ってください。

ヒントとして、( )に入る単語の語数を示しています。

<< ※制限時間の目安は5分間です。>>

※再生ボタンを押して音声をお聴きください。(区切りなしのナレーションです。)


穴埋め形式のスクリプト

LDP creates anti-gaffe guide (3単語)

The ruling Liberal Democratic Party (6単語) advising them (4単語) when speaking in public (4単語) verbal blunders (6単語) some cabinet ministers.

ディクテーションの注意点

英文をディクテーションするときのリスニングの回数は、1ヶ所に付き3~5回程度が目安となります。

英語ニュースの解答スクリプトはこちらです。ディクテーションの答案を自己採点してください。


ディクテーションの解答スクリプト

LDP creates anti-gaffe guide (for its members)

The ruling Liberal Democratic Party (distributed a notice to its lawmakers) advising them (to watch their mouths) when speaking in public (following a series of) verbal blunders (that led to the resignations of) some cabinet ministers.

いかがでしたか? 書き取れなかった箇所や綴りの間違いが1個以内なら合格です。

聴き取れない箇所やスペルミスのあった方は、ここからが本題です。

「勘が当たった!」「2個まちがえた・・・」と一喜一憂しても英語力は伸びないので、答案を冷静に分析しましょう。

繰り返しになりますが、一般に、英語音声が正しく聴き取れないときの原因は次の3つに大別されます。

【リスニングの間違いパターンの分類】

1)その単語や表現を知らなかった ⇒ 単語・語彙力の不足

2)英文法と英文構造を正しく理解できなかった ⇒ 文法・読解力の不足

3)読めば理解できる英文を聴き取れなかった ⇒ 発音力の不足

 

間違い箇所がこのうちどれに相当するのか明らかにし、弱点をしっかり克服すれば、確実に聴き取れるようになります。

間違い箇所のある人は、1)~3)のどれが原因なのか、おおまかに分類してみましょう。

今回のディクテーションで出題した英語ニュースの解説ページはこちらです。

>> 自民党が党員用の失言防止マニュアルを作成

「重要単語と語句」「ミニ解説」「和訳例」を中心にじっくり復習し、「英語ニュースを読んで理解できる」状態にしておいてください。


明日も、最近の英語ニュースから「ディクテーション課題」を1本お届けします。

どうぞお楽しみに!

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