こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。

Step 1 >> 英語ニュース全体をリーディング

最初に英語ニュース全体を通して読み、だいたいの意味をつかみます。この段階では単語や構造、文法の疑問点があってもかまいません。

Trump’s boast draws laughter during UN speech

U.S. President Donald Trump on Tuesday bragged about his administration’s accomplishments during his speech before the United Nations General Assembly, which drew chuckles from an audience. He later defended his address, saying “They weren’t laughing at me, they were laughing with me.”

Step 2 >> 重要単語と語句

boast(名)自慢(話)

brag(動)(偉そうに)自慢する

administration(名)政権

accomplishment(名)業績

chuckle(名)クスクス笑い

audience(名)聴衆

address(名)演説

Step 3 >> 頻出表現と文法のミニ解説

◆ Trump’s boast draws laughter during UN speech  トランプ氏の国連演説で自慢が笑いを誘う

英文タイトルでは直前の出来事を過去形で表し、冠詞やbe動詞がよく省略されます。通常の英文に直すと以下のようになります。(  )が変更・補足した箇所です。

Trump’s boast (drew) laughter during (his) UN speech.

◆ U.S. President Donald Trump on Tuesday bragged about his administration’s accomplishments   アメリカのドナルド・トランプ大統領が、火曜日、自政権の業績を自慢した

肩書の「U.S. President」が形容詞句として人名の「Donald Trump」を修飾しています。全体で固有名詞扱いとなり、冠詞は不要です。

「brag about A = Aについて自慢する」です。Aに名詞または動名詞が入ります。ここでは「A=his administration’s accomplishments(自政権の業績)」です。

◆ during his speech before the United Nations General Assembly  国連総会での演説中

ここでの前置詞「before」は時間ではなく、場所を表しています。「国連総会の出席者たちを前にして」というニュアンスです。

「before」の代わりに場所を表す「at」を使用してもOKです。

◆ , which drew chuckles from an audience.   そのことが聴衆の失笑を誘った。

関係代名詞の主格「which」の先行詞は、前述の英文全体(=トランプ大統領が国連演説で自慢発言をしたこと)を指しています。

◆ saying “They weren’t laughing at me, they were laughing with me.” 「彼らは私を笑っていたのではない、 私と共に笑っていたのだ」と述べながら。

「laugh at A(Aのことを笑いものにする)」と「laugh with A(Aと一緒に笑う)」の意味の違いに注目しましょう。

聴衆から笑いが起こったことについて、当初はトランプ大統領自身も”I didn’t expect that reaction, but that’s OK.” (予想外の反応だが、まあいいだろう)と戸惑っていたようですが、翌日、記者に対して上記のような独自の見解を示しました。

Step 4 >> スラッシュ・リーディング ~ 区切り読みしてみよう

英文を頭から理解できるよう、意味のかたまりごとにスラッシュ「/」で区切って読んでいきます。ひとつの区切りから次へ進むときに(誰が → 何をした → なぜ)というように、続く内容を予想しながら読むのがコツです。

Trump’s boast draws laughter / during UN speech

U.S. President Donald Trump / on Tuesday / bragged about his administration’s accomplishments / during his speech / before the United Nations General Assembly, / which drew chuckles from an audience. / He later defended his address, / saying / “They weren’t laughing at me, / they were laughing with me.”

Step 5 >> サイト・トランスレーション ~ 頭から順に和訳してみよう

スラッシュで区切った上の英文テキストを見て、区切りごとに日本語に訳していきます。後ろから返り読みせず、頭から読み進めるようにしてください。まず自分でサイトラをしてから、下の和訳例をクリックして比べてみましょう。

和訳例を確認

Step 6 >> 反訳トレーニング ~ 和文から元の英文を再生しよう

今度は逆に、スラッシュで区切った上の日本語テキストを見て、元の英文テキストを思い出しながら順に英語を再生していきましょう。

解答をチェック!

Step 7 >> スピード音読 ~ 仕上げ読みしてみよう

最後に、英文テキストをできるだけ速く音読してください。読みながら意味が頭にすっと入ってきたらOKです。

Trump’s boast draws laughter during UN speech

U.S. President Donald Trump on Tuesday bragged about his administration’s accomplishments during his speech before the United Nations General Assembly, which drew chuckles from an audience. He later defended his address, saying “They weren’t laughing at me, they were laughing with me.”

参考記事: ニュースの背景知識を深めよう

~朝日新聞デジタル より~

トランプ氏が国連総会で「自慢」 各国から笑いとあきれ

現政権は多くのことを成し遂げた──。トランプ米大統領が25日、米ニューヨークの国連本部で語ったそんな「自慢」に、各国の代表らから笑いが起きた。あきれ顔で聴いていた代表もいて、話題になっている。

トランプ氏は、25日に始まった国連総会の一般討論演説で、「2年足らずで、現政権は歴代のほぼ全ての政権よりも多くのことを成し遂げた」と成果を誇った。

その後、経済成長について語ろうとしたが、会場から笑いが漏れ続けていたため話を中断し、「事実だ」と強調。

さらに会場の笑いが大きくなると、「そんなリアクションは期待していなかったが、まあいいだろう」と強がった。

編集後記

週末に国内で大きなニュースがあったのでそちらを取り上げてもよかったものの、今回はあえてトランプ大統領の話題を選びました。

先週時点でこの国連演説が報道されたとき、「大統領の自慢話と失笑」という出来事自体が珍しく、この時点でメルマガのネタ候補に・・・。

で、翌日の本人の弁明が「laugh at」と「laugh with」の違いを理解する上で非常にわかりやすかったため、(これで来週のネタ決定やな)となりました。

今回は不本意な「失笑」報道を受けたトランプ氏ですが、金正恩氏の蜜月関係が本物で、北朝鮮の核廃絶を任期中に実現できたとしたら、その時こそ世界から拍手喝さいを浴びることになるでしょう。