こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。

Step 1 >> 英語ニュース全体をリーディング

最初に英語ニュース全体を通して読み、だいたいの意味をつかみます。この段階では単語や構造、文法の疑問点があってもかまいません。

Youngest Othello world champion flown home by last record holder

A Japanese 5th grader became the youngest world champion at the World Othello Championship in Prague on Friday. On his return flight to Japan, he was unexpectedly congratulated by the pilot, who revealed that he was the previous record holder.

Step 2 >> 重要単語と語句

Othello(名)オセロ(ボードゲームの一種)

championship(名)選手権

unexpectedly(副)予想外に

congratulate(動)祝福する

reveal(動)明らかにする

previous(形)以前の

Step 3 >> 頻出表現と文法のミニ解説

◆ Youngest Othello world champion flown home by last record holder  最年少のオセロの世界チャンピオンが、以前の記録保持者のフライトで帰国

英文記事のタイトルでは、冠詞やbe動詞がよく省略されます。

通常の英文に直すと以下のようになります。(  )が変更・補足した箇所です。

(The) youngest othello world champion (was) flown home by (the) last record holder.

◆ A Japanese 5th grader became the youngest world champion  日本の小学5年生が最年少の世界チャンピオンになった

名詞「grader」は「grade(等級・学年)」の派生語で「~年生」という意味です。数字には「~番目の」を表す序数を使います。

この小学生は本文中に初めて登場するため、ここでは「日本の小学5年生のひとり」という意味合いで冒頭に不定冠詞「a」を付けています。

◆ at the World Othello Championship in Prague on Friday  世界オセロ選手権で、プラハで金曜日に

チェコ共和国の首都「Prague」は日本語ではカタカナで「プラハ」ですが、英語では「プラーグ」に近い音で発音します。

◆ who revealed that he was the previous record holder  その人物は、自分が以前の記録保持者だったことを明かした

この文脈での「the previous record holder」は、オセロの世界チャンピオンとして最年少記録を持っていた、ということです。

機長の谷田邦彦さんは1982年に15歳でチャンピオンとなり、最年少優勝者の記録を36年間保持していました。今回、その記録を11歳の福地啓介君が破ったことを機内アナウンスで祝福した、と報じられています。

Step 4 >> スラッシュ・リーディング ~ 区切り読みしてみよう

英文を頭から理解できるよう、意味のかたまりごとにスラッシュ「/」で区切って読んでいきます。ひとつの区切りから次へ進むときに(誰が → 何をした → なぜ)というように、続く内容を予想しながら読むのがコツです。

Youngest Othello world champion / flown home by last record holder

A Japanese 5th grader / became the youngest world champion / at the World Othello Championship / in Prague on Friday. / On his return flight to Japan, / he was unexpectedly congratulated by the pilot, / who revealed / that he was the previous record holder.

Step 5 >> サイト・トランスレーション ~ 頭から順に和訳してみよう

スラッシュで区切った上の英文テキストを見て、区切りごとに日本語に訳していきます。後ろから返り読みせず、頭から読み進めるようにしてください。まず自分でサイトラをしてから、下の和訳例をクリックして比べてみましょう。

和訳例を確認

Step 6 >> 反訳トレーニング ~ 和文から元の英文を再生しよう

今度は逆に、スラッシュで区切った上の日本語テキストを見て、元の英文テキストを思い出しながら順に英語を再生していきましょう。

解答をチェック!

Step 7 >> スピード音読 ~ 仕上げ読みしてみよう

最後に、英文テキストをできるだけ速く音読してください。読みながら意味が頭にすっと入ってきたらOKです。

Youngest Othello world champion flown home by last record holder

A Japanese 5th grader became the youngest world champion at the World Othello Championship in Prague on Friday. On his return flight to Japan, he was unexpectedly congratulated by the pilot, who revealed that he was the previous record holder.

参考記事: ニュースの背景知識を深めよう ~YOMIURI ONLINE より~

オセロ優勝者搭乗、元王者機長が粋なアナウンス

チェコで開催された第42回世界オセロ選手権で最年少優勝記録を更新した小学5年福地啓介君(11)に、帰国便の全日本空輸(ANA)がサプライズ祝福し、話題になっている。

14日午後、福地君の帰路の経由地のドイツ・デュッセルドルフ空港で、「オセロの世界チャンピオンに、この飛行機をご利用いただいています」との機内アナウンスが流れた。

声の主は機長の谷田邦彦さん(51)。

谷田さんはざわつく機内で、こう続けた。「以前の記録は私自身が1982年に打ち立てた15歳という記録。今回、大幅な更新。快挙でございます」

日本オセロ連盟によると、谷田さんは82年の第6回大会で15歳で優勝。これまでの記録保持者だった。

ANAは選手団が利用することを知り、帰国便にあえて谷田さんを配置したという。

機内の様子はツイッターなどでも流れ、「なんて粋なアナウンス」などのコメントが寄せられた。

ANAの広報担当者は「アナウンスは機長のアドリブ。お客様と喜びを分かちあえてうれしい」と話している。

編集後記

オセロは昔、家族や友人どうしで楽しんでいた記憶がありますが、世界大会のことはよく知りませんでした。

一見、単純明快なルールに見えるものの、実際は奥が深くて頭を使うゲームなのでしょう。

日本人が36年間も保持していた最年少記録を同じ日本の小学生が破ったことも驚きですが、帰国便のパイロットがその前回の記録保持者だったという、まさに出来すぎた事実・・・。

(いやいや、それはさすがに偶然ではありえないでしょ。なんで?)と不思議に思ったら、なんとANAが機転を利かせてこの機長を配置していたとは!なかなか心にくい演出です。

粋な計らいで機内アナウンスを聴いた搭乗客の人たちは、めったにない場面に立ち会えてラッキーでしたね。