【Topic26】4:英文の強弱リズム

過去に当メルマガで配信した英語ニュースの音声でリスニング力を鍛えましょう!

さて、今回はリスニング対策の仕上げとして「英文全体の強弱リズム」を分析します。

【Step4:英文の強弱リズム】

ひとつひとつの単語の発音に強弱リズムがあるのと同様、英文を読むときも明確に強弱の差をつけて発音します。

一般的に、重要な意味を持つ「内容語」を強く長くはっきり発音し、重要でない「機能語」を弱く速くあいまいに発音します。

「内容語」と「機能語」の詳しい解説ページはこちら。 

※ただし、英文の単語の並び順や読み手の意図によっては内容語を弱く、機能語を強く読む場合もあります。

本日のExercise

今週のディクテーション課題を使って、英文の強弱リズムを分析します
下記の各パートごとに「機能語」を見つけて抜き出してみましょう

ヒント: 右側の数字がそれぞれ機能語の個数です。

今週の課題Topic

1)A public elementary school in Tokyo’s upscale Ginza district :2

2)has decided to adopt new uniforms :2

3)designed by the Italian brand Armani.  :2

4)The plan is sparking protests from parents  :3

5)as a full set would cost them over 80,000 yen. :4

機能語を選んだら、解答を確認してみましょう。

解答

※ (  )で囲んだ単語が「機能語」です。

1)(A) public elementary school (in) Tokyo’s upscale Ginza district :2

2)(has) decided (to) adopt new uniforms :2

3)designed (by) (the) Italian brand Armani.  :2

4)(The) plan (is) sparking protests (from) parents  :3

5)(as) (a) full set (would) cost them (over) 80,000 yen. :4

・・・いかがでしたか。間違い個数が2個以内ならOKです。

なぜ、わざわざ「機能語」を見分ける必要があるのかというと、日本人はこれらを「強くはっきり発音する」傾向があるからです。

特に、日本語なまりの強い英語を話す人は、ほぼ全員がこれに当てはまります。

機能語を読むときは力まず、脱力した状態で「弱く速くあいまいに」発音すると英語らしいリズムに近づきます

発展学習-1

下記のテキストは、課題Topicの英文をおおまかな意味の切れ目ごとに改行したものです。

また、「内容語」にあたる単語の中で強勢のある母音を[ ]で囲んだ大きな赤い文字で示しています。

機能語とは逆に、これら強勢のある母音を「強く長くはっきりと」発音すると自然な強弱リズムになりますよ。

今週のディクテーション課題

T[o]kyo p[u]blic sch[oo]l sel[e]cts pr[i]cey Arm[a]ni [u]niforms


A p[u]blic elem[e]ntary sch[oo]l in T[o]kyo’s [u]pscale Ginz[a] d[i]strict

has dec[i]ded to ad[o]pt n[ew] [u]niforms

des[i]gned by the It[a]lian br[a]nd Arm[a]ni.

The pl[a]n is sp[a]rking pr[o]tests from p[a]rents

as a f[u]ll s[e]t would c[o]st th[e]m over [ei]ghty th[ou]sand y[e]n.

音声ファイルを再生して改行の区切りごとに一時停止し、次の点に注意しながらゆっくりリピートしてください。


① 赤い文字の母音を強く長くはっきりと、機能語を弱く短くあいまいに発音する。

② 発音ルールにも気を配る。

③ 各英文の区切りをひと息で音読する。

⇒ 慣れたらスクリプトを見ずにやってみましょう。

発展学習-2

区切りごとにリピートできるようになったら、今度は英文を通しで再生し、「オーバーラッピング」と「シャドーイング」を練習してみましょう。

オーバーラッピング(overlapping)テキストを見ながら音声を聞き、自分の声をそっくり重ねて音読する訓練法です。>> 詳しい解説ページはこちら

シャドーイング(shadowing):聞き取った英語のすぐ後で、テキストを見ないで影 (shadow) のように少しずつ遅れて音読する訓練法です>> 詳しい解説ページはこちら



今週の課題Topic

T[o]kyo p[u]blic sch[oo]l sel[e]cts pr[i]cey Arm[a]ni [u]niforms


A p[u]blic elem[e]ntary sch[oo]l in T[o]kyo’s [u]pscale Ginz[a] d[i]strict has dec[i]ded to ad[o]pt n[ew] [u]niforms des[i]gned by the It[a]lian br[a]nd Arm[a]ni. The pl[a]n is sp[a]rking pr[o]tests from p[a]rents as a f[u]ll s[e]t would c[o]st th[e]m over [ei]ghty th[ou]sand y[e]n.


ネイティブ音声のリズムや抑揚に気を付け、完全にコピーするつもりで通訳トレーニングを反復してくださいね。

以上、英語ニュースのリスニング編をお届けしました。
最後まで取り組んでいただき、ありがとうございました。


「英語は科学であり、音楽である」というのが私の考えです。

“通じる英語発音と聴き取れる耳”・・・この2つをまとめて手に入れるために、今後もリスニング課題を一緒に続けていきましょう!

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