日本式ウォーキングが世界で話題に【Japanese Walking Goes Global】

【中級脱出のリスニング特訓!】Topicの背景

今回の英語ニュースのテーマ「日本式ウォーキング」は「インターバル速歩」という名称でも知られています。

「10歳若返った体力が得られる」という、この歩き方をご存じでしたか。

「ゆっくり歩き」と「速歩き」を交互に繰り返すウォーキング法で、信州大学の特任教授らによって提唱された運動です。

「1日1万歩」より簡単で健康維持に効果的だとして、海外メディアで話題になったほか、SNSでも関連投稿がバズっています。

私自身も先日から始めたところ、提唱者の能勢教授の言葉通り「人生が変わる」ほどの効果を感じています。

日本人が考案した、という意味で、海外では「Japanese Walking」と呼ばれています。

このテーマに関する参考記事も合わせてご紹介します。

以上の背景知識を、リスニングの参考にしてくださいね。参考記事はこちらです。

今回は、このテーマに関する英語ニュースをお届けします。

▶メルマガ企画「ディクテーションQuiz」の正解とポイント解説・成績発表はこちら

Step1:全体リスニング

まずは英語ニュース全体の流れを理解するリスニング訓練です。

次の各英文の内容が本文の説明と合っていたら”True”、違っていたら”False” を選んでください。

Q1: A Japanese professor created Interval walking training to help himself stay fit.

Q2: In “Japanese Walking”, it’s not necessary to walk ten thousand steps a day.

1回目で答えがわからないときは、最大3回まで音声を再生しましょう

【ナチュラルスピード】

英文

Japanese Walking Goes Global


Interval walking training, also called “Japanese Walking”, is being praised worldwide on social media.

A Japanese professor created this method to help elderly people stay fit.

First, you walk fast for three minutes, then walk slowly for three minutes.

The creator recommends repeating at least five cycles, about thirty minutes in total.

It emphasizes quality of movement rather than ten thousand steps a day.

和訳

日本式ウォーキングが世界で話題に


インターバル速歩は「日本式ウォーキング」とも呼ばれ、世界中のSNSで称賛されている。

日本人の教授が、高齢者の健康維持を目的としてこの方法を考案した。

まず3分間速く歩き、その後3分間ゆっくり歩く。

考案者は少なくとも5サイクル繰り返し、合計で約30分行うことを勧めている。

(この方法は)1日1万歩という歩数よりも、動きの質を重視している。

質問の解答例

Q1) A Japanese professor created Interval walking training to help himself stay fit.(日本人の教授が、自分の健康維持を目的としてこの方法を考案した。)

A1) False :

解説:2番目のセンテンスで、「高齢者の健康維持を助けるため」と説明されています。教授自身の健康のためではないため、設問1の解答は False となります。

Q2) In “Japanese Walking”, it’s not necessary to walk ten thousand steps a day.(「日本式ウォーキング」では、1日1万歩を歩く必要がない。)

A2) True :

解説:最後のセンテンスで、「1日1万歩という歩数よりも、動きの質を重視している」と述べられています。「必ずしも1日1万歩を歩く必要はない」と言えるので、設問2の解答は True となります。

Step2:重要単語と語句

①「単語の綴りと意味」を見ながら音声をリピートし、意味を確認。

②「単語の綴りと意味」を閉じて音声をリピートし、一時停止して和訳。

単語の綴りと意味

interval /ˈɪntərvəl/(名)間隔、合間

elderly /ˈɛldərli/(形)高齢の

fit /fɪt/(形)健康な、体調の良い

emphasize /ˈɛmfəsaɪz/(動)強調する、重視する

▶メルマガ企画「穴埋めディクテーション」正解とポイント解説・成績発表はこちら

ディクテーションQuizに参加した方、特に満点を逃した方は「不正解になった原因を突き止め、今後、同様の間違いを防ぐ」ために必ず解説をご確認ください。

答案分析をせず放置する人は、ディクテーションをする意味がありません。

Step3:リッスン&リピート

1文ずつ区切ったスロー音声を再生し、文字を見ずにリピートしましょう。最大3回まで音声を流してOKです。

できれば、リピートした直後に英文をディクテーション(書き取り)してみましょう。

次に英文を確認し、リピートやディクテーションを間違っていた箇所がないか確認してください。

今度は「母音のストレス・音の連結・止める子音」などの発音ルールに気をつけて音声を再生し、文字を見ながらゆっくり正確に2〜5回リピートしましょう。

その後、文字を見ないで2回正確にリピートできたらOKです。

▶和訳を見る前に、理解度クイズにもぜひ挑戦してください。

なお、英文のスラッシュはStep4の和訳用です。音読のときは、スラッシュで区切らず一文を一気に読み上げてください。

Step4:サイトトランスレーション(スラッシュ和訳)

スラッシュで区切った英文を表示し、区切りごとに日本語に訳します。後ろから返り読みせず、英語の語順のまま読み進めてください

この訳し方を「サイト・トランスレーション」といいます。英語の語順のまま理解する習慣がつくと、英文を読むスピードが格段に速くなります。

まず自分で訳してから和訳例と比較してみましょう。意味が違っていた箇所は、語彙と文法構造を確認し、間違った原因を明らかにする必要があります。

Step5:反訳トレーニング(和文英訳)

今度は、和訳のみを見ながら元の英文を口頭で再現する「反訳トレーニング」に挑戦しましょう。

その際、英文テキストと全く同じでなくても、意味がほぼ同じで文法的にも正しければOKです。

余力があれば、単語の一部を入れ替える「パラフレーズ」練習もやってみましょう。

1-1)ややスロー(区切りなし)


1-2)スロー(前半/後半の小休止あり)

スラッシュ英文

Interval walking training, also called “Japanese Walking”, / is being praised worldwide on social media.

スラッシュ和訳

インターバル速歩は、また呼ばれている、「日本式ウォーキング」とも、/ 称賛されている、世界中のSNSで。

>> インターバル速歩は「日本式ウォーキング」とも呼ばれ、世界中のSNSで称賛されている。

2-1)ややスロー(区切りなし)


2-2)スロー(前半/後半の小休止あり)

スラッシュ英文

A Japanese professor created this method / to help elderly people stay fit.

スラッシュ和訳

日本人の教授が、この方法を考案した、/ 助けるため、高齢者が健康を維持するのを。

>> 日本人の教授が、高齢者の健康維持を目的としてこの方法を考案した。

3-1)ややスロー(区切りなし)


3-2)スロー(前半/後半の小休止あり)

スラッシュ英文

First, you walk fast for three minutes, / then walk slowly for three minutes.

スラッシュ和訳

まず、速く歩き、3分間、/ それからゆっくり歩く、3分間。

>> まず3分間速く歩き、その後3分間ゆっくり歩く。

4-1)ややスロー(区切りなし)


4-2)スロー(前半/後半の小休止あり)

スラッシュ英文

The creator recommends repeating at least five cycles, / about thirty minutes in total.

スラッシュ和訳

その考案者は勧めている、繰り返すことを、少なくとも5サイクルを、合計で約30分。

>> 考案者は少なくとも5サイクル繰り返し、合計で約30分行うことを勧めている

5-1)ややスロー(区切りなし)


5-2)スロー(前半/後半の小休止あり)

スラッシュ英文

It emphasizes quality of movement / rather than ten thousand steps a day.

スラッシュ和訳

それは重視している、運動の質を、1万歩よりも、1日につき。

>> (この方法は)1日1万歩という歩数よりも、運動の質を重視している。

Step6:オーバーラッピング&シャドーイング

上記の英文を表示しながらスロースピードの音声を通しで再生し、自分の声をかぶせてオーバーラッピングします。回数の目安は5回です。

余力があれば、次に英文を閉じて音声を再生し、1,2語遅れで追いかけるシャドーイングに挑戦しましょう。こちらも5回を目安にしてください。

【ややスロースピード】

英文

Japanese Walking Goes Global


Interval walking training, also called “Japanese Walking”, is being praised worldwide on social media.

A Japanese professor created this method to help elderly people stay fit.

First, you walk fast for three minutes, then walk slowly for three minutes.

The creator recommends repeating at least five cycles, about thirty minutes in total.

It emphasizes quality of movement rather than ten thousand steps a day.

Step7: 仕上げの全体リスニング

最後に、英文を見ない状態でナチュラル・スピードの英語ニュースを通しでもう一度聞いて仕上げましょう

途中、聞き取りにくい箇所があったら前のStepに戻って内容を確認してくださいね。

【ナチュラルスピード】

無料企画「ディクテーションQuiz」の正解と解説・成績発表

ここからはメルマガ企画「ディクテーションQuiz」の正解と解説・成績優秀者の発表です。

上記の英語ニュースを元に、短い英文のディクテーションQuizをメルマガで出題しました。

現在の英語力を語彙力・文法読解・発音力の点から客観的に測定する作業」です。英語ニュースの音声を聞き、英文を正確に書き取ってください。

途中で音声を止めずに一気に聞かないと訓練の効果がありません。また、聞く回数はできれば2回以下、最大5回程度を目安にしてください。

5回聞いてわからない箇所は「今の英語力では正確に聞き取れない箇所」です。そこを自分の弱点だと理解し、解答を見て原因を分析するのが上達の近道です。

>> 答案採点のチェックポイント

メルマガ企画「ディクテーションQuiz」答案と成績発表

メルマガ読者の皆様、答案ご提出とコメントありがとうございました!詳細は上記リンクをクリックするとご覧になれます。

満点率(リスニング回数「2回以内」の条件付):5% ▶最優秀賞(満点):3名

各設問の正答率(リスニング回数が3回以上の場合も含む)
Q1の正答率 Q2の正答率 Q3の正答率
41% 50% 55%

※各設問の正解率はリスニング回数を反映しておらず、3回以上聞いた場合も含まれています。

ディクテーション答案の講評

今回のディクテーションは音声がノーマルスピードで長めの英文がありました。このため、リスニング訓練動画で予習しないと2回以内で聞き取るのは厳しいかと思います。

また、答案の中には予習動画の英文の丸写しがあり、ディクテーション音声とは単語や語順がかなり違っていました。

予習動画は「単語や英文法の理解」にご活用いただくのが目的です。丸暗記では解答できないよう一部変更していますので、必ず「聞こえた英文」を書き取ってくださいね。

各設問の正解のポイントをまとめましたので、詳細は下記をご覧ください。

設問1


正解と答案分析

This walking training is being praised on social media around the world.(このウォーキング訓練は、世界中のSNSで高く評価されている。)

主な不正解事例)

▶「is being praised(受動態の現在進行形)」を「has been praised(受動態の現在完了形)」と解釈してしまった。

⇒ 現在完了形の答案が意外に多かったです。「is being」と「has been」は似た弱音なので、聞き間違いやすい箇所ですね。

ただし、予習用のリスニング訓練動画の英文では「is being praised」となっており、この形のまま出題しました。

受動態の現在進行形が「is being」になることに馴染みのなかった人は、これを機会に覚えておきましょう。

設問2)


正解と答案分析

A professor created this training to help older people stay fit.(ある教授が、高齢者の健康維持に役立つよう、この訓練法を考案した。)

主な不正解事例)

▶「older people」を「elderly people」と書いてしまった。

⇒ いずれも文法的に正しい表現です。予習用のリスニング動画では「elderly people」となっていましたが、この設問では「older people」で出題しました。

動画の英文の丸暗記では乗り切れない設定になっているので、聞こえた英文に注意して耳を傾けてくださいね。

設問3


正解と答案分析

The creator recommends repeating several cycles for better health.(考案者は、健康増進のために何サイクルか繰り返すことを勧めている。)

主な不正解事例)

▶ 「creator」「recommends」「cycles」などの単語の綴りを間違えた。

⇒ 聞き間違いの起こりにくい難易度低めの設問です。音を正しく聞き取れていれば一応OKですが、基本単語の綴りは正しく覚えておきましょう。

いかがでしたか。不正解箇所のある人は、間違えた原因をしっかり分析して今後につなげましょう。

次回のディクテーションQuizもふるってご参加ください。

\ 最新情報をチェック /

無料のディクテーションQuiz企画を実施中!

メルマガ登録はこちら

ディクテーションとは、「英文を見ずに音声を聞いて、正確に書き取る訓練方法」です。

毎月3回、英語ニュースのディクテーション答案を提出した方を対象に無料添削を実施し、不正解箇所から、リスニングや語彙・文法の弱点を特定します!

英語ニュースを聞き取れるようになりたい方、英語力を中級から上級へレベルアップしたい方、メルマガ特典の「ディクテーションQuiz企画」を試してみませんか。
▶ 無料登録はコチラから