2026年W杯の組み合わせ決定【2026 World Cup Groups Set】

【中級脱出のリスニング特訓!】Topicの背景
来年6月に開幕するW杯の抽選会が行われ、日本はかなり厳しい組に入った印象です。
前回は強豪のドイツ、スペインを撃破する快進撃を見せてくれましたが、その再現なるかどうか。
W杯は世界が熱狂する一大イベントなので、今回はスポーツの話題を取り上げました。
英語の関連表現を覚えておくと、サッカーファンの外国人と話すときに役立ちますよ。
▶ 【カタールW杯】決勝トーナメント・番狂わせ・逆転勝利・準優勝を英語で言うと?
↑私のサッカー愛が凝縮されたブログ記事です。前回大会(2022年12月)開催中に投稿しました。
今回は、このテーマに関する英語ニュースをお届けします。
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Step1:全体リスニング
まずは英語ニュース全体の要点を理解するリスニング訓練です。
次の各質問の答えを探しながら聞きましょう。
Q1: Which nation hosts the 2026 World Cup?
Q2: Which nations does Japan share a group with?
Q3: How did Japan lose in the last tournament?
1回目で答えがわからないときは、最大3回まで音声を再生しましょう。
【ナチュラルスピード】
Step2:重要単語と語句
音声を再生し、強勢のある母音(=大きな赤文字)を意識しながら次の手順で練習しましょう。
①「単語の綴りと意味」を見ながら音声をリピートし、意味を確認。
②「単語の綴りと意味」を閉じて音声をリピートし、一時停止して和訳。
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ディクテーションQuizに参加した方、特に満点を逃した方は「不正解になった原因を突き止め、今後、同様の間違いを防ぐ」ために必ず解説をご確認ください。答案分析をせず放置する人は、ディクテーションをする意味がありません。
Step3:リッスン&リピート
1文ずつ区切ったスロー音声を再生し、文字を見ずにリピートしましょう。最大3回まで音声を流してOKです。
できれば、リピートした直後に英文をディクテーション(書き取り)してみましょう。
次に英文を確認し、リピートやディクテーションを間違っていた箇所がないか確認してください。
今度は「母音のストレス・音の連結・止める子音」などの発音ルールに気をつけて音声を再生し、文字を見ながらゆっくり正確に2〜5回リピートしましょう。
その後、文字を見ないで2回正確にリピートできたらOKです。
▶和訳を見る前に、理解度クイズにもぜひ挑戦してください。
なお、英文のスラッシュはStep4の和訳用です。音読のときは、スラッシュで区切らず一文を一気に読み上げてください。
Step4:サイトトランスレーション(スラッシュ和訳)
スラッシュで区切った英文を表示し、区切りごとに日本語に訳します。後ろから返り読みせず、英語の語順のまま読み進めてください。
この訳し方を「サイト・トランスレーション」といいます。英語の語順のまま理解する習慣がつくと、英文を読むスピードが格段に速くなります。
まず自分で訳してから和訳例と比較してみましょう。意味が違っていた箇所は、語彙と文法構造を確認し、間違った原因を明らかにする必要があります。
Step5:反訳トレーニング(和文英訳)
今度は、和訳のみを見ながら元の英文を口頭で再現する「反訳トレーニング」に挑戦しましょう。
その際、英文テキストと全く同じでなくても、意味がほぼ同じで文法的にも正しければOKです。
余力があれば、単語の一部を入れ替える「パラフレーズ」練習もやってみましょう。
1)
2)
3)
4)
5)
Step6:オーバーラッピング&シャドーイング
上記の英文を表示しながらスロースピードの音声を通しで再生し、自分の声をかぶせてオーバーラッピングします。回数の目安は5回です。
余力があれば、次に英文を閉じて音声を再生し、1,2語遅れで追いかけるシャドーイングに挑戦しましょう。こちらも5回を目安にしてください。
【スロースピード】
Step7: 仕上げの全体リスニング
最後に、英文を見ない状態でナチュラル・スピードの英語ニュースを通しでもう一度聞いて仕上げましょう。
途中、聞き取りにくい箇所があったら前のStepに戻って内容を確認してくださいね。
【ナチュラルスピード】
無料企画「穴埋めディクテーション」の正解と解説・成績発表
ここからはメルマガ企画「穴埋めディクテーション」の正解と解説・成績優秀者の発表です。
上記の英語ニュースを公開する前に、メルマガ読者さんを対象に以下の要領で英文のディクテーションQuizを出題しました。
「現在の英語力を語彙力・文法読解・発音力の点から客観的に測定する作業」です。英語ニュースの音声を聞き、各空欄に入る英文を正確に書き取ってください。
空欄に入る箇所は、途中で止めずに一気に聞かないと訓練の効果がありません。また、聞く回数はできれば2回以下、最大5回程度を目安にしてください。
5回聞いてわからない箇所は「今の英語力では正確に聞き取れない箇所」です。そこを自分の弱点だと理解し、解答を見て原因を分析するのが上達の近道です。
▶メルマガ企画「穴埋めディクテーションQuiz」答案と成績発表
メルマガ読者の皆様、答案ご提出とコメントありがとうございました!詳細は上記リンクをクリックするとご覧になれます。
▶満点率(リスニング回数「2回以内」の条件付):7% ▶最優秀賞(満点):4名

▶各設問の正答率(リスニング回数が3回以上の場合も含む)
| Q1の正答率 | Q2の正答率 | Q3の正答率 |
| 49% | 20% | 42% |
※各設問の正解率はリスニング回数を反映しておらず、3回以上聞いた場合も含まれています。
今回のディクテーションQuizの難易度は低めです。満点は4名、全問正解率は7%という成績でした。
クイズ出題時点で「国名はここに載ってますよ」と参考記事のURLを貼り付けてコピペできるようにしましたが、ご覧になっていない人が多いのか国名の綴りミスが目立ちました。
さらに、Q3に至っては前回大会のブログ記事に全く同じ英文が載っており、それに気付いた人は簡単に正解できる状況でした。
あまり馴染みのない国名の綴りを覚える必要はありませんが、少なくとも発音とアクセントには慣れて聞き取れるようにしましょう。
各設問の正解のポイントをまとめましたので、詳細は下記をご覧ください。
設問1) ( ) three nations: Canada, Mexico, and the United States.
(It is the first tournament jointly hosted by) three nations: Canada, Mexico, and the United States.
主な不正解事例)
▶副詞「jointly(共同で)」の発音を聞き取れなかった。
⇒ 「jointly」の後半の子音[t]は止める音なので、ほとんど聞こえません。アメリカ英語発音でよくある現象なので、音に慣れておきましょう。
設問2)The event expands to 48 teams, and Japan ( ).
The event expands to 48 teams, and Japan (shares a group with the Netherlands and Tunisia).
主な不正解事例)
▶「a group」の不定冠詞を「the group」と定冠詞にしてしまった。
⇒ 音で聞き分けが難しい箇所ですが、英文読解力があれば間違えません。
初登場の名詞は「1つしか存在しないもの」でない限り、「a group」と不定冠詞を使うのが自然です。
事前情報がない状態で「the group(そのグループ)」といきなり定冠詞で特定すると、聞き手は(そのグループってどのグループ?)と混乱します。
設問3) Japan reached the knockout stage last time ( ).
Japan reached the knockout stage last time (but lost to Croatia in a penalty shootout).
主な不正解事例)
▶ 「lost to Croatia」の “to” を抜かして「lost Croatia」と書いてしまった。
⇒「lost」の語尾[t]は止める子音なので聞こえません。 “to” を飛ばした人は「lost」の語尾の「聞こえない子音[t]」と”to” を混同している可能性が高いです。
「lose to A(Aという対戦相手に負ける)」という表現で覚えておきましょう。
いかがでしたか。不正解箇所のある人は、間違えた原因をしっかり分析して今後につなげましょう。
次回のディクテーションQuizもふるってご参加ください。
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