アイフォーンのデータのロック解除をアップルに要請【Apple requested to unlock iPhone data】

News-icon7-64こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。

Step1>> 英語ニュース全体をリーディング

最初に英語ニュース全体を通して読み、だいたいの意味をつかみます。この段階では単語や構造、文法の疑問点があってもかまいません。

iPhone-iconApple requested to unlock iPhone data

The US Justice Department on Friday requested Apple to help the FBI gain access to encrypted data in an iPhone used by a shooter in California attacks.

Step2>> 重要単語と語句

request(動詞):要請する

unlock(動詞):解除する

encrypted(形容詞):暗号化された

Step3>> 頻出表現と文法のミニ解説

◆ The US Justice Department on Friday requested Apple to help the FBI
= 米国司法省が金曜日、FBIに協力するようアップル社に要請した

日本では「Justice Ministry(法務省)」ですが、アメリカでは「Justice Department(司法省)」と呼ばれます。また、日本の「Foreign Ministry(外務省)」に当たるのはアメリカの「State Department(国務省)」となります。

「request A(名詞)to B(動詞)」=「AにBするよう要請する」という構文です。英文タイトルの「requested」は受け身の過去分詞で「要請されている」と解釈します。

「FBI」は「Federal Bureau of Investigation(連邦捜査局)の頭文字を取った略語です。アメリカ国内の犯罪捜査、公安情報の収集を行なう司法省の捜査部門です。

◆ gain access to encrypted data in an iPhone
= アイフォーンの暗号化されたデータを閲覧する

ここでの「access」は「利用、アクセス」を意味する名詞です。「gain access(アクセスを得る)」の主体は直前の「the FBI」です。

「gain access to」を動詞の「access」1語に置き換えることもできます。「iPhone(アイフォーン)」はアップル社の有名なスマートフォンですね。

◆ used by a shooter in California attacks
= カリフォルニアの事件で銃撃犯に使用された

受け身の過去分詞「used」の前に関係代名詞節「which was」を補って解釈します。

「California attacks」は、カリフォルニア州サンバーナディーノの福祉施設で昨年12月に起きた銃乱射テロ事件を指しています。

Step4>> スラッシュ・リーディング ~ 区切り読みしてみよう

英文を頭から理解できるよう、意味のかたまりごとにスラッシュ「/」で区切って読んでいきます。ひとつの区切りから次へ進むときに(誰が → 何をした → なぜ)というように、続く内容を予想しながら読むのがコツです。

Apple requested / to unlock iPhone data

The US Justice Department / on Friday / requested Apple / to help the FBI / gain access to encrypted data / in an iPhone / used by a shooter / in California attacks.

Step5>> サイト・トランスレーション ~ 頭から順に和訳してみよう

スラッシュで区切った上の英文テキストを見て、区切りごとに日本語に訳していきます。後ろから返り読みせず、頭から読み進めるようにしてください。まず自分でサイトラをしてから、下の和訳例を見て比べてみましょう。

<和訳例> アップルに要請、/ アイフォーンのデータのロック解除を

米司法省は / 金曜日、/ アップルに要請した、/ FBIを支援するよう、/ 暗号化されたデータの閲覧に、/ アイフォーンの中の、/ 銃撃犯に使用された、/ カリフォルニアの事件で。

Step6>> リプロダクション ~ 和文から元の英文を再生してみよう

今度は逆に、スラッシュで区切った上の日本語テキストを見て、元の英文テキストを思い出しながら順に英語を再生していきましょう。

<解答をチェック!>

アップルに要請、
Apple requested

アイフォーンのデータのロック解除を
to unlock iPhone data


米司法省は
The US Justice Department

金曜日、
on Friday

アップルに要請した、
requested Apple

FBIを支援するよう、
to help the FBI

暗号化されたデータの閲覧に、
gain access to encrypted data

アイフォーンの中の、
in an iPhone

銃撃犯に使用された、
used by a shooter

カリフォルニアの事件で。
in California attacks.

Step7>> スピード音読 ~ 仕上げ読みしてみよう

最後に、英文テキストをできるだけ速く音読してください。読みながら意味が頭にすっと入ってきたらOKです。

iPhone-iconApple requested to unlock iPhone data

The US Justice Department on Friday requested Apple to help the FBI gain access to encrypted data in an iPhone used by a shooter in California attacks.

参考記事: ニュースの背景知識を深めよう ~ロイター より~

米アップル、FBIによるアイフォーンのロック解除要求を拒否

米アップル(AAPL.O)のティム・クック最高経営責任者(CEO)は、銃乱射事件の容疑者が所有していたiPhone(アイフォーン)のロック解除を拒否すると表明した。

問題となっているアイフォーンは、カリフォルニア州サンバーナーディーノで昨年発生した事件のサイード・リズワン容疑者が保有していた。

ロサンゼルス連邦地方裁判所のピム裁判官は16日、連邦捜査局(FBI)によるアップルへのロック解除要求を認め、同社に対し「妥当な技術支援」を行うよう命じた。

これに対しクックCEOは、FBIからの要求は顧客のデータセキュリティを脅かすものであり、「法的事例を逸脱する可能性がある」と指摘した。

編集後記

犯罪捜査と個人情報保護のどちらを優先するのか・・・。ディベートに使えそうな難しいテーマですね。

それにしても、FBIでも解読できないパスワード設定がiPhoneに可能だったとは。

もし「国家の存続や国民の生命を脅かすようなテロ計画の情報が含まれている」と疑われた場合でも、アップルは同様にロック解除を拒否するのでしょうか。

米大統領候補者のトランプ氏もこの問題に触れ、アップル製品の不買運動を呼びかけているようです。

スマホ使用者が増えている現在、個人情報の扱いは重要な課題ですね。

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