こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。

Step 1 >> 英語ニュース全体をリーディング

最初に英語ニュース全体を通して読み、だいたいの意味をつかみます。この段階では単語や構造、文法の疑問点があってもかまいません。

People eat grilled eels or substitutes on annual Day of Ox

People in Japan treated themselves to grilled eels on the midsummer Day of the Ox, which fell on Friday this year, following an old saying that consuming the dish on that day helps in coping with the heat. Retailers also promoted mackerel and other foods as substitutes amid soaring prices for the endangered fish.

Step 2 >> 重要単語と語句

grilled eel:ウナギのかば焼き

substitute(名)代替品

mackerel(名)サバ

soar(動)高騰する

endangered(形)絶滅危機の

Step 3 >> 頻出表現と文法のミニ解説

◆ People eat grilled eels or substitutes on annual Day of Ox  人々は、毎年恒例の土用の丑の日にウナギのかば焼きや代替品を食べた

英文タイトルでは、最近の出来事を現在形で表す傾向があります。

土用の丑:土用は年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の直前約18日間ずつを言います。通常は夏の土用(立秋直前)を言い、2018年は7月20日~8月6日です。この期間の丑の日(十二支が毎日にふられている)に当たる7月20日と8月1日が土用の丑の日というわけです。

~ウェザーニュース より抜粋
https://weathernews.jp/s/topics/201807/180115/

◆ People in Japan treated themselves to grilled eels on the midsummer Day of the Ox  日本の人々は、真夏の土用の丑の日にウナギのかば焼きを味わった

「treat themselves to A = 自分へのご褒美にAを楽しむ」となり、ここでは「A=grilled eels(ウナギのかば焼き)」です。

◆ which fell on Friday this year  今年はそれが金曜日にあたったが

関係代名詞の主格「which」は直前の「the midsummer Day of the Ox」です。「fall on A =(日付が)Aに当たる」となります。

本文では先週金曜日を指しているため、過去形で表記しています。

◆ following an old saying that consuming the dish on that day helps in coping with the heat  その料理をその日に接種すると暑さを乗り切る助けになる、という古い言い伝えにしたがって

既出の語句を下記のように別の表現で言い換えています。

「the dish(その料理)= grilled eels(ウナギのかば焼き)」
「that day(その日)= the midsummer Day of the Ox(真夏の土用の丑の日)」となります。

「cope with = ~に対処する」です。ここでは「(暑さを)乗り切る」と訳しています。

◆ amid soaring prices for the endangered fish  その絶滅危機の魚の高騰する価格のなか

「the endangered fish(絶滅危機の魚)」は前述の「eel(ウナギ)」を示しています。近年、不漁によってウナギの価格が上昇しています。

Step 4 >> スラッシュ・リーディング ~ 区切り読みしてみよう

英文を頭から理解できるよう、意味のかたまりごとにスラッシュ「/」で区切って読んでいきます。ひとつの区切りから次へ進むときに(誰が → 何をした → なぜ)というように、続く内容を予想しながら読むのがコツです。

People eat grilled eels / or substitutes on annual Day of Ox

People in Japan treated themselves / to grilled eels on the midsummer Day of the Ox, / which fell on Friday this year, / following an old saying / that consuming the dish on that day / helps in coping with the heat. / Retailers also promoted / mackerel and other foods as substitutes / amid soaring prices for the endangered fish.

Step 5 >> サイト・トランスレーション ~ 頭から順に和訳してみよう

スラッシュで区切った上の英文テキストを見て、区切りごとに日本語に訳していきます。後ろから返り読みせず、頭から読み進めるようにしてください。まず自分でサイトラをしてから、下の和訳例を見て比べてみましょう。

<和訳例> 人々はウナギのかば焼きを食べた、/ または代替品を、毎年恒例の土用の丑の日に

日本の人々は味わった、/ ウナギのかば焼きを、真夏の土用の丑の日に、/ 今年はそれが金曜日にあたったが、/ 古い言い伝えにしたがって、/ その料理をその日に摂取すると / 暑さを乗り切る助けになるという。 / 小売店はまた宣伝した、/ サバやその他の食品を代替品として、/ その絶滅危機の魚の高騰する価格のなか 。

Step 6 >> 反訳トレーニング ~ 和文から元の英文を再生しよう

今度は逆に、スラッシュで区切った上の日本語テキストを見て、元の英文テキストを思い出しながら順に英語を再生していきましょう。

<解答をチェック!>

人々はウナギのかば焼きを食べた、
People eat grilled eels

または代替品を、毎年恒例の土用の丑の日に
or substitutes on annual Day of Ox

—————————————————–

日本の人々は味わった、
People in Japan treated themselves

ウナギのかば焼きを、真夏の土用の丑の日に、
to grilled eels on the midsummer Day of the Ox,

今年はそれが金曜日にあたったが、
which fell on Friday this year,

古い言い伝えにしたがって、
following an old saying

その料理をその日に摂取すると
that consuming the dish on that day

暑さを乗り切る助けになるという。
helps in coping with the heat.

小売店はまた宣伝した、
Retailers also promoted

サバやその他の食品を代替品として、
mackerel and other foods as substitutes

その絶滅危機の魚の高騰する価格のなか 。
amid soaring prices for the endangered fish.

Step 7 >> スピード音読 ~ 仕上げ読みしてみよう

最後に、英文テキストをできるだけ速く音読してください。読みながら意味が頭にすっと入ってきたらOKです。

People eat grilled eels or substitutes on annual Day of Ox

People in Japan treated themselves to grilled eels on the midsummer Day of the Ox, which fell on Friday this year, following an old saying that consuming the dish on that day helps in coping with the heat. Retailers also promoted mackerel and other foods as substitutes amid soaring prices for the endangered fish.

参考記事: ニュースの背景知識を深めよう

~日本経済新聞 より~

土用の丑の日、ウナギ食べたいでも高い
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33193720Q8A720C1CC0000/

20日は土用の丑(うし)の日。稚魚の深刻な不漁の影響で、例年以上にウナギが品薄になっている。

卸値の高騰を受けて、値上げに踏み切る料理店も多く「うな重」は気軽に口にできない食べ物になりつつある。それでも、あの甘辛いタレの味わいは捨てがたい──。

そんな声に応えようと、今年も工夫を凝らした代替品が登場した。

ウナギの卸値は昨年比で4割も高い。東京・日本橋の老舗「大江戸」のうな重「極上」は1人前9千円。昨年の7200円から1800円値上げした。

一番人気の「うな重」も3600円から4千円に。10年前の2倍の値段だという。

9代目店主の湧井恭行さんは「もっと値上げしないと採算が合わないが、お客が離れてしまう」と頭を抱える。

編集後記

土用の丑の日って1回だけじゃないんですですね。こちらの記事で「土用の丑の日」の由来が詳しく説明されています。

土用の丑の日、今年は2回!鰻だけじゃない「う」の付く食べ物
https://weathernews.jp/s/topics/201807/180115/

「丑の日」の日にちなんで「う」の付く食べ物ならウナギなくてもよい、というのは初耳でした。

昔からの伝統とはいえ、土用の丑の日の食習慣も見直す時期に来ているかもしれませんね。